《そこまで言って委員会NP》はお笑いバラエティ番組か?

本日の《そこまで言って委員会NP》は、前回人気ということで、賛同一致でサンドウィッチ第二弾でした。

 

前回人気だったというのは、視聴者の評判がよかったのか、出演者が喜んだのか、はたまたサンドウィッチ提供スポンサーのよい宣伝になってよかったのか、判然としませんが、自民党議員と民進党議員を呼んで、改造内閣民進党代表選挙、総選挙、パチンコの出玉規制という際どいお題から、最後は物議を醸した宮城県の観光宣伝を持ってきて、一応、レギュラー陣もゲストもサンドウィッチが食べられるようにして、なお、とどめをさすように、復帰された桂ざこば師匠にご登場願って番組のお開きとしちました。

 

いつもながら、見事な企画、構成だと感心いたしました。

 

また、いつも田島さんがお座りになっている席に須田さんがおられて、

「田島さんが乗り移っている」

 

「業界主催の講演会に呼ばれている人と呼ばれてない人がわかった」

 

「今回のゲストは、大臣になれなかった人」

 

なんて、ツッコミがいつも以上に飛び交って、かなり笑わせてもらいました。

 

特に見事だったのが、ざこば師匠についてきておられた塩鯛師匠が、番組のしめの言葉を急に振られながらも、

「師匠、高速(梗塞)で出てきはります」

ここが一番勉強になりました……

 

そこまで言って委員会NP》は、討論番組ではなく、お笑いバラエティではないかと、勘違いしてしまいそうでした……

 

そんなことを例の友人に語りましたところ、

「キミの場合、見方が間違っている」

サワコの朝から〜村治佳織さんの教え〜

本日の《サワコの朝》(MBSテレビ)のゲストは、クラッシックのギタリスト、村治佳織さんでした。

 

もっとも印象に残ったのは、病気で長期休養を余儀なくされたときに、

「戦うのではなく、受け入れる」

と、お考えになったという言葉です。

中島敦先生の『山月記』にも、わけのわからぬまま運命を受け入れるのが生き物の定めだという主旨の言葉を虎になった李徴が述べる場面がありますが、それとは違って、むしろ明るさを感じる表現でした。

 

親しくされていらっしゃる吉永小百合さんご夫妻から、

「なりゆきに任せる」

という言葉をいただいて、復帰の時期を制限しなかった、というお話にも、なるほどそうだな、と思いました。

 

また、演奏にあたっては、自分を表現するのではなく、作曲者や編曲をされた方の意図を考えるところから始められるそうです。

 

「ああ、だからアタシの三題噺は受けないんだ……」

「ああ、だからアタシはカラオケ大会で落とされるんだ……」

 

そう反省しながら、

「でも、成り行きに任せて生きているはずなのに、どうしてアタシの人生は……」

 

ジャジャジャジャ〜ン!(ベートーベン大先生の『運命』)

 

私が覚えていますから、きっと、大丈夫!

NHKの朝の連続ドラマ『ひよっこ』の今週のサブタイトルは、

〈大丈夫、きっと〉

でした。

ときどき、

「ちょっとこのサブタイトルはどうかな」

と思う一方で、

「毎週のサブタイトルを考えるのも大変だろうな……」

と思ってもいました。

 

今週、ついに見つかったお父さんは記憶喪失で、みんな戸惑うばかりでしたが、たぶん、一番不安なのは、記憶を失っている本人です。

 

何度か行った鈴ふり亭でも同じで、お父さんはどう接していいかわからないところで、佐々木蔵之介さんが演じるシェフの、

「私が覚えていますから」

 

他にも、今日は心温まるシーンばかりでしたが、この台詞が、もっとも印象に残りました。

 

「私が覚えていますから、きっと、大丈夫」

 

そのまま使えるステキな言葉を、今日も聞かせてもらえました。

 

来週も、楽しみにしておりますが、毎週土曜日の最後には、必ず次週の予告のシーンが数秒入って、今日は、柴田理恵さん演じるお母さんのお友達がお父さんに向かって、

「あたしの初恋の人だったんだから〜!」

 

大丈夫、きっと……

上司から言われて疲れが倍増する言葉

養命酒製造が実施した〈ビジネスパーソンの疲れの実態に関する調査〉で、

「常識でしょ(当たり前でしょ)」13・6%

「そんなこともできないの?」12・6%

「前にも言ったよね?」12%

などを上司から言われて疲れが倍増するという結果が出たという報道がありました。

 

よりよいリーダーについて述べた書籍が、書店やコンビニエンスストアーなどで販売されているのにも関わらず、部下を疲れさせる言葉を口にする上司が少なからず存在するというのは、どういうことでしょうか……

ドラマや映画を見ておりますと、明らかに嫌な上司がこのような言葉を使っておりますから、そんなところからも学べるようにも思います。

 

ただ、自分に問題はないと思っている上司ほど、こうしたこに無関心なのかもしれませんが、もしそうだとすると、その上司は、多分、家庭でも同様の発想で言葉を使っているようにも思います。

あるいは、他者を蔑む言葉を使わずにはいられない人なのかもしれません。

 

また、繊細な人ほど、そんな言葉を投げつけられやすいようにも思います。

 

もし、

「常識でしょ(当たり前でしょ)」

と言われたら、

「そうですねん。アタクシ、常識を知らん人間でんねん」

 

「そんなこともできないの?」

と言われたら、

「そうですねん。アタクシ、できない人間でんねん」

 

「前にも言ったよね?」

と言われたら、

「そうでしたかいな。アタクシ、物覚えの悪い人間でんねん」

 

てなことを述べた上で、

「部下の能力を把握したうえで仕事を割り振りする。説明する。それって、当たり前でしょ。上司のくせにそんなこともできないの? 前にも言ったよね?」

なんて言ってみると、面白いのではないかと思います。

 

アタシは言いませんけど……

『ひよっこ』岡田恵和先生の素晴らしい人間力

NHKの朝の連続ドラマ『ひよっこ』は、記憶喪失になっていたお父さんとの再会、特に本日の放送では、改めて脚本家、岡田恵和さんの力量に脱帽するばかりでございました。

 

菅野美穂さん演じる、女優、川本世津子さんの自宅に入る、木村佳乃さん演じるお母さんの、スリッパを履く足下を映し、大したことのない服の綻びを気にするシーンを入れたところに、お母さんの気持ちがよく表現されていたと思います。

アタクシはもちろん論外でありますが、果たしてどれほどの人が、記憶喪失となって二年半も行方不明だった夫を取り返すシーンで、これほど妻の心情を想像させるシナリオが書けるでしょうか……

 

それをまた、木村佳乃さんが素晴らしく表現されていらっしゃいました。

演じる、表現する、といった言葉でもったいない、失礼ではないかと思うほどでありましたが、浅学非才のアタクシには、申し訳あるませんが、それを表す言葉を持ち合わせておりません。

 

巷では、最近、『人間力』なる言葉が出回っているようで、

人間力をつけるためには……」

なんて書籍も書店で見かけますが、まさに人間力の高い脚本家や監督の手による作品を見ることが、一番の方法かもしれない、と合わせて考えてしまいました。

 

あとは、泣くだけです……

過ちも彩りとなるひと夏の思い出

昨日の日本経済新聞のコラム、春秋に

「過ちも彩りとなるひと夏の思い出」

という言葉がありました。

もちろん、新聞のコラムですから、政治経済がらみの内容で、過ちをひと夏の思い出の彩りとして済ませられてはこまる、という論旨でしたが、ふと、山口百恵さんの『ひと夏の経験』(作詞・千家和也さん 作曲・都倉俊一さん CBS・ソニー)を思い出しました……

 

よくよく歌詞を聞いてみますと、サビのところで、

「愛は尊いわ 誰でも一度だけ経験するのよ 誘惑の甘い罠〜🎶」

とあります。

愛は尊い。誰でも一度だけ経験する。

のはよいとして、そのあとに続く、誘惑の甘い罠とるところに、過ちの香りを感じて、

「それはだめだ。危ない!」

と叫んでしまいそうな胸の高鳴りを感じてしまうのは、アタクシだけでしょうか……

 

通常、その瞬間の誘惑は甘く 思い出は苦いものになるかと思いますが、それが人生の彩りになるためには、それなりに時間が必要ではないかと思います。

 

ただ、最初に甘い誘惑がないと彩りのある人生にはなりません。

また、そうしたことがないと、人生の酸いも甘いも噛み分けるような大人にもなれません。

 

甘い誘惑すらなく、彩りとなる思い出どころか、味も素っ気もない人生を送るアタクシが、

「あんさん、大人になりなはれ」

とよく言われる原因がわかったように思います。

恐くない恐い話

昨日、Eテレで、一龍斎貞水先生の『真景累ヶ淵 宗悦殺し』を放送していました。

証明の当て方で貞水先生の顔だけ浮かび上がる演出は、確か、貞水先生のアイデアだと伺ったように記憶しております。

 

夏と言えば怪談です。

テレビでも書店でも幽霊お化け怪談が花盛りです。

恐さが暑気を払うといいうことでしょうが、水木しげるさんの『ゲゲゲの鬼太郎』からこっち、妖怪は人間のお友達のように思っている方が多くなったように思います。

おそらく、それぞれがどういうものか、水木しげる先生を筆頭に、明確に分けた結果かと思います。

 

よくわからないから恐いのであって、それが何か、あるいはその行動の意味が便宜的であってもわかってしまうと、恐怖は失われます。

 

また、先日、ヤマカガシにかまれた小学生のニュースがありましたが、その友達がかんだヤマカガシを捕らえたそうです。

異形の蛇も、恐がられる存在です。

 

世間では、よく、

「女性は恐い」

と言われますが、そう言うのは男であって、女性は、

「男は恐い」

とはおっしゃいません。

 

代わりに、

「女の敵は女」

てなことをおっしゃいます。

 

落語の『饅頭こわい』を持ち出して、

「アタシャ女性がこわい!」

なんてオチいしようと目論んでいましたが、収拾がつかなくなってしまいました。

 

オチのないブログで、アクセス数が減るのが恐い……