これでいいのか? あいも変わらぬ新成人の抱負報道

今年の成人式には、晴れ着の着付けレンタル会社の詐欺的倒産契約不履行事件が勃発して、そちらに注目も集まりましたが、もし、メデイアが偏らない報道を心がけているなら、成人の日に、晴れ着を着て成人式に参加した新成人の優等生的なコメントばかりを毎度判で押したように並べるのは、いかがなものかと思います。

 

たとえば、抜けられない仕事に携わっていて成人式に出られない新成人のコメントであるとか、たとえば、自治体、お上が仕組んだ成人式にはあえて出ないという反骨の若者のコメントであるとか、たとえば、年々少数派となってはいますが成人式で暴れては警備員や警官に取り押さえられた族のコメントであるとか、家族の事情で出られないような人たちであるとか、多数派の晴れがましい新成人とは異なる立場にある人たちのコメントを特集した報道の方が、日本の未来が透けて見えて面白いのではないかと密かに考えておりますのは、きっと、アタクシだけなんでしょうね……

人生初のインフルエンザにかかって見た初夢は……

生まれてはじめてインフルエンザに罹患してしまい、本日予定した板初仕事を休むことになって、今年、ちゃんとした仕事をまだしていません。

 

タミフル以外にも服用する薬のためか、まあ、よく寝てどれが初夢なのかよくわからないぐらい夢を見てしまいました。

靴を履いていかれてどこにも行けなくなった夢や、財布からお金を抜き取られて顔面蒼白となった夢、あるいは女性に振られるゆめなどまあ、いずれが初夢であってもちょっと堪忍してや、というような夢ばかりでございました……

 

逆夢とはよく言ったもので、こうした悪い夢を吉夢とする向きもあるようですから、今年はよい年になるだろうと、勝手に解釈することに……

 

え?

(女性に振られるなんてのは、実際、これまでにもあったことだから、正夢じゃないのか!)

 

さて、正夢になるのか逆夢となるのか、一年経ってみないとわかりませんが、毎年、どんな初夢を見ても、結局、ジタバタした割りには例年と変わらぬオチのつく1年をすごしてしまっているわけでございますから、いずれにいたしましても、アタクシの初夢は今年もうたかたの夢でしかないのかもしれません。

 

しかたがありませんから、今年も夢を見続けて宝くじを買い続けることにいたします。

 

今年は昨年以上にインフルエンザが流行しているそうです。

どうぞ、含嗽手洗いマスクを忘れないように……

インタビューここから〜コロッケさんの言葉〜

今朝のNHKの『インタビューここから』のゲストは、ものまねのコロッケさんでした。

 

おそらく、お笑い界の大御所とも言えるコロッケさんが、常にトップであり続けていられるのは、たとえば、

「人気絶頂からこのままではいけない」

と考えられたところで、具体的には、ウケが悪かったときに、客のノリが悪い、と責任転嫁するのではなく、自分に問題があると考えられて、さらなる新たな芸を追及されてきたそうです。

 

一流の芸人さんなら、

「今日は客のノリが悪いな」

という思いが、思い上がりによる責任転嫁であるとわかっていらっしゃるかと思いますが、案外、難しいのが、

《人気絶頂からこのままではいけない》

という発想の転換ではないかと思います。

 

絶頂から転落してから、慌ててなんとかしようとするのが、一般かと思いますが、コロッケさんがそうならなかった秘訣が、ここにあったように思います。

 

アタクシも、コロッケさんのように、

《人気絶頂からこのままではいけない》

と考えて……

 

え?

(いつ、人気絶頂になるんや?)

《そこまで言って委員会NP》〜大切にされる女性〜

新年第1回の《そこまで言って委員会NP》は、視聴者からいただいたお題のいくつかをガチャポンで選んでそれぞれについて議論を交わすという内容でした。

 

北朝鮮の脅威から大物タレントの不倫問題まで、今年の予想が次々と提示されて、いつもように深刻な状況に関わる情報や視点などが提示される一方で、メンバー同士のツッコミに笑ってしまいます。

 

そんな中にあって、レギュラーメンバー田嶋陽子さんの存在感がやや薄くなっているように感じましたが、田嶋さんのそうした問題に関するエネルギーがなくなってきたのでしょうか……

 

昨年もありましたが、今日も番組の最後に、シャンソン歌手として登場する田嶋陽子さんの宣伝がされていました。

 

並み居る論客を前に、左派的論客の立場を崩さないところは変わっていないかと思いますが、なんだか気弱になられているように拝見いたしますのは、アタクシだけでしょうか……

 

でも、そうした立場で長く番組に出演されていらっしゃるちいうことは、辛抱さんをはじめとする委員会のメンバー、スタッフに大切にされてきた証ではないかとも思います。

 

周囲に大切される田嶋陽子さんの、人との関わり方についての経験、信条など、知りたい思う新年第1回の《そこまで言って委員会NP》でした……

今年のキーワード・〝暴露〟と〝生き方〟

アメリカ、トランプ大統領の暴露本が売れているそうです。

聞くところによると、トランプ大統領は大統領に就任つもりはなく、世界で最も有名になりたかっただけ…… てなくだりがあるそうです。

 

それなら、取材を試みた読売新聞の記者に、

「殺すぞ」

などと暴言を吐いた西宮市長も同じではないかと思います。

 

学生時代、授業をサボったてな発言から物議を醸した御仁だったかと思いますが、要は、自分が目立つために何をするかということを考えて市議から市長になったのではないかと、つい勘ぐってしまいます。

だからといって、暴露本を刊行したとしても、トランプ大統領の足許にも及ばないように思います。

 

ひたすら有名になりたいという理由で芸能人になるのはありかと思いますが、政治家の志をそれほど持たずに、政治家を目指すのは堪忍してもらいたいと思います。、

 

 

暴露本で言うなら、某衣料メーカーに社員として潜入して書かれた本が出ているのを見かけました。

 

〝暴露〟というのは、非常に魅力的ではあります。

ただ、それがロングセラーになることはないようです。

 

結局、時代を超えて人気を博すのは、

君たちはどう生きるか

のような書籍かと思います。

 

〝暴露〟と〝生き方〟

今年の出版業界のキーワードになるかもしれません。

今年の目標を考える視点2

たとえば、昨年末の大掃除のときなんかに、昔、買ってろくに読まないままに積んだままになっている本を取り上げて、

「これ、読まないんだったら、処分してよ」

と、家族に言われて、

「いつか読もうと思っているんだ」

と言って取り返した本を、やっぱり読まないままになっているとしたら、

〈いつか読もうと思っている本〉

は、

〈いつまでも読まれない本〉

であると言い換えることができます。

 

だったら、今年の目標の一つに、

《いつかを今に言い換える》

を加えるというのは、どうでしょうか?

 

親に、

「いつ勉強するの!」

と言われた子供が、

「今、よろうと思っていたのに……」

と反抗するケースは、巷でちょいちょい見られるようですから、本の処分を迫られる前に、

「この本、今、読む」

と宣言するのもいいかと思います。

 

「いや、優先順位が……」

なんて言ってるうちは、ただ先延ばししているだけで……

 

え?

(自分で自分の首を絞めるようなことを言うてるんやないのか……)

 

いえいえ、決してそのようなことはありません。

モノを書いておりますと、いつか読もうと思っていた本を読まなければならないこともありますので、アタクシの場合、

〈いつか読む本はほんとうに読む…… ことになるかもしえれない本〉

であります。

ただ、読もうと思ったときに、その本をどこに置いたか分からなくなっているということが、よくありまして……

 

「今年の目標は……?」

と問われたときに、

「いつか考えます」

というよりは、

「年内には考えます」

なんてのも、面白いかと思います。

 

ただ、アタクシの場合、

「年内には考えるよな」

と、皆に先を越されて言われてしまいました……

今年の目標を考える視点

「今年の目標は……」

なんてことを、昨年末から考えているけれど、気がついたら昨年と似たようなものになっているとしたら、問いかけを変えてみるという発想もありかと思います。

 

たとえば、それを口にして、

「それはムリだろ」

「不可能だろ」

なんてことをあえて目標にするのも一つの方法かと思います。

ただ、そんなことを、たとえば新年会の挨拶なんかでは発表しなければならないとなると、目標にすることに尻込みしてしまうかもしれませんが、そんなときは、フェイク目標てなもんをこしらえるのもいいかもしれません。

仕事のノルマに関わる目標はともかく、個人的な目標なら、達成できなくても別にどうということはありません。

 

今までと違う目標を考えるなら、

《死ぬ前にやっておきたいこと》

を考えるのもいいかもしれません。

停年退職してから、なんて悠長なことを、やってしまうなんてのも悪くないのではないかと思います。

 

あるいは、

《死ぬまで続けたいこと》

について考えると、いつもと違う目標が見えてくるかもしれません。

 

「今年の…… という、言ってみれば賞味期限、枠を外した目標を考えることが、今年の目標です」

 

なんてのウケるかもしれません。

 

他に、

「来年の目標は……」

てなこと、今年の目標を跳び越えた目標を、新年会なんかで表明するのも面白いかと思います。

 

アタクシの今年の目標は、例年通り、ウケるためにどないするんや、ということを考えることで、これは《死ぬまで続けたいこと》でもあります……

 

え?

(それは《死ぬまで続けたいこと》ではなく、やめたら死んでしまうことやないんか!)