中村哲さんの遺志を継ぎたい辻元清美さん……

立憲民主党辻元清美幹事長代行が、毎日新聞政治プレミアムに寄稿されたという記事が掲載されています。

 

アフガニスタンで銃撃されて死亡した医師、中村哲さんと、アメリカで発生した同時多発テロの報復でアフガニスタン空爆された際に、辻本さんはお会いになったそうで、「中村さんは、戦争よりも食糧、水だと言って信念を曲げず、飢えで苦しむ子供のためにパキスタンから小麦を届けた」

と話されて、これまでも憲法九条の改憲を阻止し、これからも阻止することを訴えておられました……

 

中村さんは、憲法改正には反対だったと辻本さんはおっしゃっていますが、中村さんの遺志を継ぐなら、今すぐにアフガニスタンに飛んで、飢えに苦しむ子供のために、食糧と水を届けるべきではないかと思います。

 

中村さんがアフガニスタンで何をなさっていたかということを考えれば、

《遺志を継ぐ》

とはどういうことかわかりそうなものです。

 

我田引水、とまでは申しませんが、自分が実行に移さないまま、

《遺志を継ぐ》

などと、軽々しく口にしてほしくはありません。

 

「だから、キミは何もしないんだよね……」

とは、例の友人のコメントでございます……

学校! 政党! 暴力団! 名前を変えて、ああ、こりゃこりゃ!

五年前に指定暴力団山口組から分裂して神戸山口組ができて、三年前に、その神戸山口組から分裂してできた任侠山口組が、絆會と名称を改めたことが報じられています。

山口組の名前を外すことで、他と違うことを示す狙いがあるそうです。

 

少子化が進んで経営が難しくなった私立の学校は、それまでのイメージを払拭するかのように校名を変更します。

あるいは、どこぞの大学の傘下に入って、大学の名前を冠にしてイメージアップを図る学校もあります。

でなければ、M高校のように、上場企業の質の悪い経営者に食い物にされます。

十年ほど前にやっぱり食い物にされた学校は、名前を変えて存続しています。

いずれ落ちついたら、M高校も校名を変えて再出発することになるかと思います。

 

いわゆる暴力団が名称を変更したという報道に並べて、学校でも名称を変えているなんてことを書くのは不届きである、と言われそうですが、政党でも、離合集散、党名をあれこれ変えてもたいした効果がないことは実証済みでございますから……

 

バキューン!

第五回ニュータイプ落語会

先ほど、やよい嬢プレゼンツ『第五回ニュータイプ落語会』が終わりました。

 

のっけのやよい嬢の『阿弥陀池』は見逃したものの、中入り後の『片棒」もさることながら、ひいおばあさまのご葬儀のお話には、

「えー! そらほんまか!」

てな実話でした……

 

圧巻は、小粋師の『居残り左平次』で、昨年に続いて今年も拝見できるとは思ってもいませんでしたから、米朝一門会に続いて、

「こいつは春から縁起がいいわい!」

てなもんでした。

 

拝見して思いますのは、

「居残りを稼業とする左平次のように生きていきたい!」

という、そのことでございます。

 

ただ、そのためには人をそらさぬ話術も必要ですし、度胸も欠かせません。

そうした要素は、昔の話ではなく、現代のビジネスマンにも通じるものかと思います。

 

アタクシに、それだけのモノがないのもトレーニングで身に付くものでもないのは承知しながら、それでもやっぱり憧れてしまう、居残り左平次でございました。

 

あとは、『中村仲蔵』を三生師が見せてくれたらと、思っております。

ゴーン被告とワイルドセブンの戦場の悪魔

日産自動車の元会長、カルロス・ゴーン被告がレバノンに国外脱出した、その方法について、楽器ケースに入っていた、という未確認情報がもたらされました。

通常の旅客機で荷物室に入っていたのでは死んでしまうかもしれないから、楽器としてプライベートジェットに持ち込まれたようですが、持ち込んだのが、パイロットだという点も見逃せません。

 

いつ、どこから、どんな楽器ケースに潜み、どこから誰がそんな重いケースをどうやって運んび、パイロットに運ばせることができたのか……

確認されれば、まさに事実は小説より奇なり、なんてことで楽しませてくれるかもしれません!

 

望月三起也先生の『ワイルドセブン』では、棺桶に入れられて日本に入国した戦場の悪魔と恐れられるテロリストがそれを霊柩車で運ぶヘボピーと格闘するシーンがあったように記憶しています。

 

望月三起也先生がご存命なら、ダブルベースかドラム、あるいは大きな太鼓のケースなどをお使いになったかもしれませんが、いっそ、ゴーン被告も、棺桶に入って脱出を試みたら、窮屈な思いをしなくてもよかったように思います。

 

でも、楽器ケースだったから、中でゴーンと音がしても怪しまれなかったかもしれま……

 

ゴン! ゴン! ゴーン!

 

ごめんなさい、ごめんなさい!

またしても不謹慎なブログを記載してしまいました〜!

教えてください! マウントを取りたい人対策……

いくつかの習い事を器用にこなす方がいらっしゃいます。

プロ裸足、と言ってもいいような腕前を見せて、それで穏やかな方なら問題はありませんが、皆が自分の作品に称賛をくれなければ、あるいは他の人のほうの評価がよかったら、それはこうだ、ああだと文句をつける人には、周囲が閉口します。

 

今時の言葉で言えば、

〈マウントを取りたい人〉

なんでしょうが、この方がそうした習い事の集まりの世話役をされて、それだけならいい人なのかもしれませんが、自分がそうした世話役を率先してやっていることを、やっぱり評価してもらおうとしている……

 

気がつくと、皆に敬遠されているという状態で、ご本人も気がついていらっしゃるようなんですが、だからと言って、状況が変わるような、あるいは変えようとするようなフシは見られず、さてさて、どうしたものかとちょいと相談されて、

「そりゃ、ほにゃららするしか……」

と答えてしまいましたけれど、ほにゃらら、てなことでいいものかどうか、どなたかお知恵を拝借できればありがたいと……

 

え?

(ほにゃららでええぞ!)

 

 

伝楽亭新春句会レポート

昨日、伝楽亭にて、恒例の句会が催されました。

結果はまた伝楽亭のブログに掲載されるかと思います。

 

句会もさることながら、面白かったのは、やはり打ち上げでございます。

 

昨日、テーマになりましたのは、まず忠臣蔵で、

「実際に討ち入りはあっただろうけれど、俵星玄蕃は架空の人物だし、赤垣源蔵がほんまに酒飲だったかどうかわからんけれど、四十七人もいたら、それぞれのキャラクターがどんなんやったか、考え出していって、そんなんでもう〝蔵〟はあふれていたんやおまへんか!」

てな話から、

忠臣蔵では、討ち入りに参加してへん者もぎょうさんおって、たとえば、四谷怪談の田宮イエモンもそうやったということにされたそうでっせ」

なんてところから、今度は日本の怪談に話が飛んで、

「日本の怪談はヒーロー物語や。幽霊が悪を討つ。幽霊による勧善懲悪物語や」

という説をかかし師が披露してださいました。

 

怪談には、幽霊が登場するモノと、虫の知らせや予知といった超能力に関するモノの二種類に分類していたのは、村上春樹先生の小説『鏡』の主人公でございます。

 

日本の怪談は、基本的には、幽霊が表れる因果応報が定型ではありますが、妖怪が出てくるモノもあります。

ただ、幽霊は憎むべき悪を死に追いやりますが、妖怪は驚かしておしまいです。

 

『鏡』の怪談分類に妖怪が出てこなかったのは、妖怪が特段に怖い存在ではない、ということを示しているのかもしれません。

 

そんなことは話しませんでしたが、文化的教養にあふれた句会、打ち上げでございました。

 

新任教員の研修を行う者に最初に教えなければならないこと

西日本新聞に、小学校の新任教諭に対する研修に関する記事が載っています。

 

それを読んでおりますと、大昔の、怒鳴り散らして社員教育を行っていた時代の話ではないかと思いました。

当然、取材を受けた、複数の新任教諭は精神的にかなり参っているようで、退職も考えるのは当たり前…… というより、そんなひどい研修をやるような組織からは、さっさとオサラバするべきだと思いました。

 

研修とは、本来、人を育てるはずのシステムであるはずなのに、指導する立場にある者が、せっかくの貴重な人材を壊してどない責任とるんや!

 

《教育者は、自ら学ぶことによって教え続けることができる。》

 

てな言葉が、教育者の座右の銘とすべき言葉として耳目に触れることがあります。

 

《蠟燭は自ら燃え続けることによって周囲を照らすことができる》

 

と対にして述べていたのは、どこどなか忘れてしまいましたが、昨年の神戸も小学校の教員間のいじめ事件も、根っ子は同じかと思います。

 

教育者の研修の第一に教えなければならないことは何か?

 

少なくとも、アタクシは教わらなかったように思いますが……

 

おい!