テレビの報道では、今日から新年度の体制に変わっているようですが、その最初のニュースが、志村けんさんの死去を伝えています。
お笑い芸人の志村さんが新型コロナウイルスに感染したことが報じられたときには、著名人の感染が、その感染拡大防止について、今以上に注意を喚起することになったと、なんとなく思っていましたが、お亡くなりになったとなると、もっと切迫したメッセージを志村さんが世の中に伝えたことになったように思います。
令和最初の年度はじめにしては、衝撃の大きいニュースだと言えます。
京都産業大学の複数の学生の感染も報じられて、若い人の危機感も増したようです。
その大学生の感染をめぐるニュースで、某放送局は〈予断をゆるさない状況〉とするところを、〈余談をゆるさない状況〉とテロップを映していました。
確かに、〈余談〉に興じている場合ではないなぁ…… と思ってしまいましたが、これが冗談にならないことも、わかっております。
苦しい時こそ、笑って、と言われますが、笑わせてくれるはずの本人が笑わせてくれなくなってしまいました……
志村けんさんの御冥福をお祈りします。