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虎の威を借る『嫌われる勇気』

岸部一郎氏と古賀史健氏の『嫌われる勇気』(ダイヤモンド社)をベースにしたフジテレビのドラマ『嫌われる勇気』に、一般的なアドラー心理学の大きく異なる見解を広める、として〈日本アドラー心理学会〉が、番組の中止、あるいは脚本の大幅な見直しを求め…

三題噺・寺興し

A「はよ、来い来い」」 B「ちょっと、まってくれ、山寺でも、こない山の中とは知らなんだ」 A「ほれ、もうそこや」 B「その前に、水、飲ませてくれ(ペッとボトルの水を飲む)」 A「もう、ええか。(門を叩いて)」 坊「どなたじゃな」 A「村興しのプロ…

三題噺・寺興しプロローグ

昨日の《三題噺の会》でいただきましたお題は、 『あごだし』『風光明媚』『般若心経』 でした。 『あごだし』と申しますのは、トビウオの出汁で、広島で作られておりますペットボトル入りの製品が、伝楽亭最寄りの地下鉄千林大宮駅を地上に出た千林商店街に…

活版印刷と判じ物

昨日、散髪を終えて奈良町界隈をぶらぶらしておりましたら、ギャラリーの看板が目に入りましたので、ちょいと立ち寄りましたところ、その昔、活版印刷で使われていた、木製の活字と、鉛製の活字が展示されていました。 展示している印刷会社の活字で、商店の…

接客会話術

午前中に床屋に行って、髪を切りました。 「寒いですね」 と語りかける床屋の兄ちゃんに、 「昨日は雪が積もりましたからね」 「今日も、天気予報では、えらい雪が降るてなことを言うてましたな」 「そうそう、不要不急の外出は控えるように、なんて、テレビ…

父親トランプ

アメリカ大統領トランプ氏の娘さんのイバンカさんのファッションブランド『イバンカ・トランプ』の販売を、高級百貨店ノードストロムが中止したことについて、父親であるトランプ氏が、 「娘がノードストロムから不当な扱いを受けている」 と、ツイッターに…

京都造形芸術大学演劇ワークショップと相模原市の事件から……

昨日、京都造形芸術大学で開催されました、演劇のワークショップの見学に参りました。 国立台北芸術大学から招いた先生の独自のエチュードに挑む学生の発想は、実に柔軟でユニークで、 「なるほど、こんなアイデアもあるのか。土曜の《三題噺の会》で使うた…

今日一日を笑って過ごすための言語遊戯

ネット上で検索できる自分の過去の犯歴を消去できるか否かという裁判から、 『忘れられる権利』 という言葉が出てきました。 権利には、 『知る権利』やら『死ぬ権利』やら、直前にいろんな言葉をつけることができます。 また、 『残念な◯◯』 という言葉が、…

元気はつらつでなくなった巨人……

1960年代に子供に人気があったとされるものとして、 『巨人 大鵬 卵焼き』 の三つが挙げられていました。 かつての横綱大鵬さんもお亡くなりになり、卵の値段も安くなって、『大鵬 卵焼き』はそのリストから消えてしまいましたが、巨人だけは根強い人気…

影のオーナーが指摘するネギカモと欠陥年齢

久しぶりに、留五郎さんよりメールをいただきました。 ありがたいことに、 「ネギカモと書いたあるのは、あれは業界用語で、わざとひっくり返したあるんでっか?」 「最初に欠陥年齢と書いて、わざとネタバレしたあるんでっか?」 と、御指摘をいただくおか…

『カンブリア大爆笑』から『伝楽亭大爆笑』へ……

先日、理科の先生方とお話をする機会がありました。 話題になったのは、古生代前半、約5億5千年前に、それまでに数十種類しかなかった静物が一万種にも爆発的に誕生した『カンブリア大爆発』でした。 今でもミミズなど、目を持たない生物も存在しますが、…

春分測定

今日、二月四日は立春です。 だから、今日から日に日に暖かくなるというわけではありませんが、何となく明るい気分になる言葉です。 さて、今日、ショッピングセンターをぶらぶら歩いておりましたら、血管年齢測定器と肌年齢測定器が並んで置いてありました…

節分お化け

今日は節分です。 世間では、恵方巻きの宣伝と、豆まき行事の報道が普通に行われているようですが、世の中、全部が全部右へ倣っているわけではないようです。 京都では舞妓さんが、大阪北新地ではホステスさんが、さまざまに仮装する、《節分お化け》という…

特殊詐欺に御用心!

本日のニュースによりますと、あれだけ騙されないように喧伝されているのにも関わらず、特殊詐欺の被害は減少していないようです。 特に大阪では、発生件数は前年から39%、被害額は25%も増加したそうです。 かつて、オレオレ詐欺が問題になり始めた頃…

疑問が雲散霧消するマクドナルドのスマイル

マクドナルドの総選挙で、ダブるチーズバーガーが《初代王者》になりました…… ということは、二代目、三代目と、少なくとも毎年王者を決める総選挙を実施する、ということかと思います。 大阪池田市で毎年開催されている『社会人落語選手権』も、第二回以降…

悪魔と子供の《遊び心》

大ヒットした氷菓子〈ガリガリ君〉のメーカー、赤城乳業のコーポレート・スローガンは、 「あそびましょ。AKAGI」 だそうです。 「《遊び心》を持て」 とはよく言われますが、たとえばトップや上司がそう言ったからといって、額面通りに遊んでいると、 …

使われない四字熟語《掩耳盗鐘》

四字熟語の中には、一般によく使われている言葉と、そうでない言葉があります。 辞典には意味はもちろん、その故事まで掲載されているのに、用例が載っていないという言葉です。 《掩耳盗鐘(えんじとうしょう)》 も、その一つかと思います。 〈槌でたたき…

ちょいノリ人生!

東京のタクシーの初乗り運賃が、2キロ730円から1.052キロ410円に値下げされました。近距離利用客おn増加を狙っているようで、ニュースなどでは、〈ちょい乗り〉なんて言葉が使われています。 ちょい乗りと言えば、スズキの原付きバイク〈チョイノ…

あえて言おう……

生活保護の不正受給を許さないジャンパーに注目が集まって、『機動戦士ガンダム』でジオン軍のギレン・ザビが兵士に向かって演説した中で使われた、 「あえて言おう、カスであると」 という言葉が脚光を浴びました。 この言葉を含めたジャンパーのデザインに…

〝メン〟と〝ガイ〟

男前を意味する《イケメン》という言葉から派生して、育児に携わる男性を《イクメン》と称するようになったかと思いますが、育児ストレスに《イクメン》が苛まれるケースがあるようです。 かつての人気ドラマシリーズ〈Gメン〉はかっこいい〝メン〟だったか…

ネタに困って視線か視点かシカ目線……

今さら、何でございますが、実はずっと『目線』が気になっています。 「上から目線でモノを言うな」 とか、 「もっと国民目線で考えてほしい」 とか、 「客目線で商品開発を……」 とか、『目線』が頻用されていますが、『視線』とどう違うんだ、と思っておら…

今年の流行語大賞になるかもしれない『ファースト』

トランンプ大統領は、 『アメリカファースト』 を標榜し、小池東京都知事は、 『都民ファースト』 を看板に掲げ、東近江笑いの会の近江家八景師は、 『お客様ファースト』 を、トランプ大統領や小池東京都知事より早く表明していたとおしゃっています。 この…

四字熟語を用いない精進

「謹んでお受け致します。横綱の名に恥じぬよう精進致します」 横綱昇進を伝達された稀勢の里関の口上に、四字熟語は使われませんでした。 貴乃花関が口上で『不惜身命』という四字熟語を用いてから、三代目若乃花は『堅忍不抜』、朝青龍関と鶴竜関は『一生…

疑念を持つ姿勢

横綱審議委員会で、稀勢の里関の横綱昇進について、全会一致で推挙されました。 推挙は、出席者の三分の二以上の賛成が必要ということですが、今回、11人の委員のうち、出席したのは8人だったそうです。 欠席した委員は、果たして賛成だったのでしょうか……

横綱昇進と大統領就任

アメリカのトランプ大統領就任を喜ばない人の勢いは、アメリカに限らず、世界に広がっているようです。 昨日の大相撲、千秋楽結びの一番で、横綱白鵬関は、立ち会い、張り手で一気に稀勢の里関を土俵際まで持っていこうという勢いでしたから、本気で稀勢の里…

毎日ブログ更新継続2年!

ブログを毎日更新するようになって、ちょうど2年になります。 「毎日のブログのネタをどうやって見つけるのですか」 と問われることがありますが、たとえば、先日、職場のエレベーターで乗り合わせた女性スタッフに、 「今週、寒くなりましたね」 と、話し…

稀勢の里関優勝おめでとうございます!

初場所十四日目の昨日、横綱白鵬関が貴乃岩関に破れて、千秋楽を待つことなく、稀勢の里関の初優勝が決まりました。 多くの相撲ファンは、好調とは言え、まさか幕内下位の力士に横綱白鵬が土をつけられるとは考えてもいなかったと思います。 ただ、立ち会い…

歴史に名を残すチャンス

昨日の大相撲初場所13日目に、十両の字良関が、『たすき反り』という珍しい技で、天風関を破りました。 『たすき反り』は、相撲協会が決まり手を始めた昭和30年以降、十両以上では初めてだそうで、それ以前では、昭和27年春場所の幕内で、常の山が大内…

新元号開始と全国女子駅伝の選択の発想

天皇陛下の生前退位について、一月一日を新天皇即位、新元号開始とする案が出されましたが、実施は無理だろうという報道もあるようです。 吹雪の中、都道府県別女子駅伝が開催されたことについて、実施するか中止するかという選択ではなく、実施するためにど…

モチベーションを上げる勝負服!

芥川賞、直木賞を創設された菊池寛先生の作品の中に、『形』という短編小説があります。 槍の名手として恐れられている武将の鎧兜を身につけて初陣を飾った若武者と、いつもとは異なる鎧兜で戦場に立って勝手の違った武将の話です。 平成の仮面ライダーの前…

駅伝とマラソンの思想

競馬は中止されたのに、第35回都道府県対抗女子駅伝が吹雪の中、開催されたことについて、インターネット上で話題になっているようです。 冬のスポーツと言えば、駅伝とともにマラソンが挙げられます。 マラソンの起源は、ギリシャ軍の勝利をマラトンから…

ニツポンの三大アリバイ会議

今では組織から距離を置いた生活をしておりますから、会議に呼ばれたり宴会に呼ばれたりすることがすっかりなくなりました。 かろうじて、伝楽亭の打ち上げやら忘年会やらに参加者いたしておりますが、ここは世間様とは違う世界でございます。 公的な課題に…

『ときうどん』の清八と喜六は、うどんを座って食べていたのか、立って食べていたのか?

昨日、伝楽にて柱祭蝶師、五月家ちろり師の二人会が初めて開催されました。 祭蝶師、ちろり師がそれぞれ二席、演じられた上に、祭蝶ちろりミニライブまでやってしまという、もうやりたい放題の落語会?でした。 一応、ミニライブを始める前に、ちろり師が、 …

あのとき、もしこうしていたら、人生は……

過去を振り返って、 《あのとき、もしこうしていたら、人生は……》 と、思ったことがある方は、少ないのではないかと思います。 高校の現代文の授業で、芥川龍之介先生の『羅生門』の主人公、下人のその後を生徒に書かせる先生がいらっしゃるそうですが、盗人…

倍返しだ!

池井戸潤氏原作の『半沢尚樹シリーズ』のテレビドラマで、堺雅人さん演じる主人公の決め台詞が、 「倍返しだ!」 で、これが当時、流行語になりました。 不可逆的に慰安婦問題の解決を約束したはずなのに、韓国は履行するどころか、朴大統領の辞任で、次の大…

会話の方法と話題に関する問題点

会話の方法は、大きく二つに分けることができます。 自分が話し手となるか、聞き手になるか、という分け方です。 会話の話題は、大きく三つに分類することができます。 一つは、自分のことです。 二つ目は、知識です。 三つ目は、相手のことです。 会話は、…

彼と彼女の〝温度差〟

「両者には〝温度差〟がある……」 という言葉は、関係する二者の間において、関心の度合いや熱意の差を表す言葉として使われます。 ただ、この〝温度差〟は、両者が同時に感じるものかと言うと、そうではないように思います。 たとえば、インターネットでこの…

伝楽亭新春俳句会

昨日、伝楽亭で俳句会が開かれました。 かかし宗匠の他に、参加いたしましたのは、はな嬢、しぶき嬢、美里嬢、緑生師とアタクシでございましたが、都合で参加できないけれど、投句された方も三名おいらっしゃいましたから、結構な句会となりました。 季題は…

楽しんでいただく新年会の御挨拶

職場で、松平健さんのステージショーを御覧になったという方が、 「とにかく観客に楽しんでもらおうというショーでした!」 と、本当に楽しそうにお話しになっていました。 プロアマを問わず、落語家には、 「お客様に楽しんでいただこう」 という方と、 「…

酉年新年会の挨拶例

4日から仕事始めでも、仕事に本格的に取り組むのは、今日辺りからではないかと思います。 職場の新年会も今週末ぐらいから本格的に開催されるかと思いますが、さて、今年の挨拶をどうしましょうか…… たとえば、 「今年の干支のように、高く飛翔する年にした…

申し訳ない抱負かどうでもええオチか?

ということで、成人となる抱負をと、思いましたが、その前に、今年の抱負、目標をまだ語っておりませんでしたので、遅まきながら、先に今年を抱負、目標を述べてみたいと思います。 まず、三題噺に磨きをかける。 次に、俳句をたくさん作る。 そして、ショー…

生涯に一度しかないはずの成人式と毎年訪れるはずの成人の日

昨日、今日、例年のごとく各地で今年も成人式が開催され、その様子が例年のごとく報道されています。 例年のごとく不届きな新成人の不行跡を報じるニュースもありますが、ひと頃のことを思えば、そうした報道も少なくなっているように思います。 誕生日はい…

子供たちの声と犬の鳴き声

読売新聞の調査によると、全国の主要自治体の約75%が、保育施設の子供の声や音似対する苦情を受けたことがあるそうです。 待機児童の解消を図るために自治体などが保育施設の建設を計画すると、一部の近隣住民の反対があって中止になったという報道は、昨…

名人と人気者

先日、落語好きの友人から聞いた話によりますと、江戸落語の御贔屓が、大阪の人間に、 「上方落語の名人は誰か……」 と、問われて、テレビでよく見かける人物の名を挙げたところ、 「それは人気者であって、名人じゃない。名人はテレビなんかに出ない」 と、…

枝雀落語の神髄を喝破する南原清隆さん!

上方の落語家、桂枝雀師がお亡くなりになって、今年で、18年になります。 それでも枝雀ファンは多く、著名人の中にも、信奉者は少なくありません。 CDも多数販売されています。 小学館のDVDBook『桂枝雀名演集第3シリーズ2〈不動坊〉〈猫の忠信〉』の帯に…

2017年の流行語大賞は、いきものがかりの〝放牧〟……?

人気の音楽グループ、いきものがかりが活動を中止します。 解散ではなく、いずれまたいきものがかりとして活動する意向も表明されています。 面白いのは、三人が個々に活動することを、〝放牧〟と表現しているところです。 いつだったか、長く歌手を続けられ…

高齢者の定義と老害の矛盾

日本老年学会は、現行の医療制度上の区分として65歳以上とされている高齢者の定義を、75歳以上に見直す提案をしたという報道がありました。 これは、医療の進歩や生活環境の改善によって、10年前に比べて体の動きや知的能力が5歳〜10歳若返っている…

初詣考『貧乏神と縁を切ったら貧乏になるのか?』

長年、貧乏神と縁の切れない男が、貧乏神に恩返しを求めたところ、 「では、神社を建ててくれ」 と言うのに従って貧乏神を祀る神社を建てましたところ、参拝客が押し掛けてお賽銭がたくさん得られました。 不思議に思って、 「貧乏神の神社なのに、どうして…

2017年十大リスクから発展させてしまったオチのないリスク

アメリカの政治リスクの調査会社ユーラシアグループが、2017年の十大リスクを発表しました。 中国、中東、トルコ、北朝鮮など、そのリスクに関わる国や地域が並んでおりますが、何と言ってもアメリカの次期大統領、トランプ氏の存在自体が、大きなリスク…

三題噺・初夢屋再び〜追記〜

一昨日の三題噺では、傾きかけた小間物屋を立て直すために扇屋に商売替えをしただけではなく、店で落語会を開き、それに、実際に新春落語会の高座に上がっている、空流師、都若師、玄関師、かかし師、猿之助師、円九師に登場していただきました。事前に諸師…