泥棒を笑え!

最初に、全国の仏壇屋さんにお詫びを申し上げます。

昨日のブログの内容は、仏壇屋さんを貶める内容に読めます。

そのような意図はまったくありませんでしたが、読者によっては、そう感じられる方もいらっしゃるか思います。

言葉によって誰かに不快感を与えることは、誰であれ、厳に戒めなければなりません。

特に、笑いに携わる者の責任は、もっと重いのではないかと思います。

たとえば、毒舌と称してお年寄りを罵倒するような漫才は、決して許されるものではありません。

たとえば、落語ではケチを笑いにする噺がありますが、これは、ケチな輩がわざわざ木戸銭を払って寄席に足を運ぶことはないからで、同じく、泥棒を笑いの対象にした噺も少なくありませんが、これも、泥部が聞いて不愉快に思っても文句を言うことがないからだと、人間国宝桂米朝師が高座のマクラで話しておられました。

けれども、テレビやラジオの普及で、落語を聞いたケチが噺家にケチをつけてもおかしくない時代になりました。

そうなると、噺家が堂々と笑いにできるのは、もはや間抜けな泥棒しかないということになります。

ちなみに、クリスマスツリーを店頭に飾っていた仏壇屋さんは、商店街の中にあるそうですから、商店街のクリスマスセールに協力していたとう見方が妥当かと思います。

ついでに白状いたしますと、スキンヘッドの店主は、私の創作でございます。