笑う鬼に問え

新年おめでとう。

[ことのは学舎]のMr.?である。

 

「今年は何か新しいことを始めよう」

「今年も何か新しいことを始めよう」

「今年こそは何か新しいことを始めよう」

毎年、年の初めに同じことを考える人は少なくないだろうが、すでにその発想が新しくないのではないか?

そこで、『今年』を『来年』にするというのはどうだろう?

2015年の念頭に、2016年に新しい何かを始めることを考える。

「今から来年の話をするなんて『鬼が笑う』ぞ」

と一笑に付されてしまいそうだが、これが今年、2015年の12月だったらどうなるだろう。

 

中長期計画といって、5年後10年後の計画を考える企業がある。

それなら、正月に個人が来年や再来年の話をしてもいいではないか。

よくあるのが、

「10年後、定年退職したら妻と旅行しよう」

ただし、

『それは来年再来年、5年後10年後に先延ばししているだけで、本当は今年でもできることではないのか?』

という自問は、必要かと思う。

鬼を笑わせるためではなく、身近な誰かの笑顔のために……