言葉は黙って泣いている!

銀座のクラブでホステスのアルバイトをしていたことで、日本テレビから内定を取り消された大学4年生が起こした訴訟が和解した、というニュースがありました。

「アナウンサーには高度の清廉性が求められている」

という理由で内定が取り消されていたのに、大学生はアナウンサーとして採用されることになったそうです。

 

爆笑問題》さんのネタが、NHKの事前チエックでボツにされた問題を巡って、

「しゃべる人も品性や常識があってしかるべきだ」

というNHKの籾井会長の発言が報道されました。

 

《高度の清廉性》や《品性や常識》など、抽象的な言葉たちは、時としてひどい仕打ちを受けます。

特定の人物の感情や都合、思惑なんかを覆い隠す道具として使われるのですから……