自分はダメな人間だと思ってしまうことは、決して悪いことではありません。
「なんだと〜?前回と違うことを言うのか?少ない読者だと思って、なめてんじゃあねえぞ!」
そこでございます。(そことはどこじゃ?)
どこかと申しますと、
『自分がダメな人間だという思いを持つことによって、他者に対して謙虚な姿勢と感謝の言葉を忘れずにいられるところ』
でございます。
たとえば、
「本当にお前はダメな奴だな」
と言われましても、
「そうなんです。アタシはとってもダメな人間ですから、この件はあなたにお任せいたします。本当に、いつもありがとうございます」
と、笑顔で応じられる上に、仕事を相手に押し付けることにも成功します。
人生に何が必要かと申しますと、私は、
《謙虚》 《感謝》 《工夫》
の三つだと考えております。
世間に出回っております啓発書やビジネス書を眺めておりますと、この三つがよく顔を出しておりますが、言うは易し行うは難しで、たとえば、本を読んで、あるいは人に言われて、では今から謙虚な人間、感謝を忘れない人間、工夫を凝らせる人間になれるかと申しますと、三日後にはもう忘れているのが、人の常ではないかと存じます。
でも、自分はダメな人間なんだという思いを持っておりますと、
「自分は人に偉そうなことが言える人間ではない。そんな私だから誰に対しても謙虚な態度で接しなければならない」
「自分はダメな人間で、多くの人に助けられている。だから、どんな人にでも感謝の言葉を忘れてはいけない」
「自分はダメな人間だからこそ、そのダメなところを工夫して補わなければならない」
と、考えることができます。
これが、ダメな私がダメなままでも社会から阻害されずに生きる方法ではないかと思っております。
ということで、前回と反対のことを偉そうに述べているわけではございません。
謙虚な気持ちで、読者の皆様に感謝しながら、なおかつそれなりの工夫を凝らして今回のブログを書き上げたつもりでございますが、いかがでございましょう。
「その言葉遣いが慇懃無礼で偉そうじゃ!」
と言われれば、それまででございますが……
ちなみに、今回は、自戒のブログでもございます。
そういうことで、どうぞご容赦を……
(え? 感謝の言葉がない?)
失礼いたしました。
本日は、誠にありがとうございました。
いえ……
いつも、ありがとうございます。