悪魔の囁き

コンプライアンスの遵守》

簡単に言うと、法令、決まりを守れということですが、この言葉があちらこちらで口にされるようになったということは、世の中、コンプライアンスの遵守がなされていないということです。

でも、古今東西、決まりがきっちり守られていたことなんてあったでしょうか?

汚職横領法令違反。頂点に立てば自分の都合のいいように、その遵守しなければならない決まりさえ変えてしまいます。

『規則は破るためにある』

と豪語する者もあれば、

赤信号みんなで渡れば怖くない

なんて言葉が流行ったこともありました。

とはいえ、浮き世の義理によんどころなく掟破りに及ぶときには……

 

【掟破りに型破り横紙破りにジブリ寒ブリ久しぶり】

 

久しぶりのケーキに手を出そうかと迷うあなたはダイエット中。

『セルフ・コンプライアンスを遵守せよ!』

でも、古今東西、自分で決めたことをきっちり守った人なんて、どれほどいたでしょうか?

 

こんなことを、ときどき誰かの耳元で囁くアタシを、悪魔と呼ぶ方は少なくありません。