デリカシーの欠如した輩の思い違い

あるとき、書店に並んでいるファッション雑誌を眺めていて、自分が思い違いをしていることに気がつきました。

『すべての女性は、オリジナルファッションを備えている……』

子供の頃から、漠然とそんなイメージを女性に持っていましたが、これだけ多種多様な雑誌が毎月、毎週、毎日、所狭しと並び、その一角だけ女性がひしめいているということは、それだけ多くの女性が、自分のファッションセンスに自身を持てないでいるのではないか?

もちろん、女性とは美しさを追求する生き物ですし、さらなる高みを求めて雑誌を手にする女性もいらっしゃるでしょう。そんなものには見向きもしない方もいらっしゃるかもしれません。

 

こtれは、仮説ですが、それだけファッション雑誌をご覧になる方が多いということは、ひょっとすると、大多数の女性は、ご自分のファッションに自身が持てないでいるのではないでしょうか……

  

「今更、なに寝ぼけたこと言うてるんや!」

と、おっしゃるかもしれませんが、なぜ、そうなってしまうのか、というと、実は傍にいる男に問題があるのではないかと思います。

わざとらしく、「髪を切ったね」とか「今日はきれいだね」とか、的を外したことや無礼千万極まりないようなことしか口に出来ない男のセンス、デリカシーのなさが、その原因ではないかと思います。

ですから、ご自分のファッションに……

 

え? それも当たり前……ですか……

 

どうやら、自分自身がセンスもデリカシーも持ち合わせない、無知無謀の輩であることを、世間の皆様に曝してしまったようでございます……

 

え? それもすでにわかっている……おそれいりました。