本日、旭堂南左衛門さんの『講釈師40年記念特別講談会』が、大阪は備後町の日本綿業倶楽部(綿業会館)で開催されました。
東京から、人間国宝の一龍斎貞水さんも、お弟子さんの貞寿さんとともに御越しになり、当初、立ち見が出るほどの盛況でした。
普段は、
「講釈場 要らぬ男の捨てどころ」
といったところが、東西の一流の講談が聴ける好機でもあり、若い女性の姿も少なくありませんでした。
南左衛門さんの二人のイケメン弟子、南青さん、南鷹さんも高座に上がるばかりでなく、南左衛門さんとの鼎談でも盛り上げて、非常によい講談会でございました。
ちなみに、パンフレットには、拙文も掲載されておりまして……
だからベタほめか、と言われると辛いところですが、そんなことを差し引いてもよかったと言えるであろうことは、三百人近いお客さんが証明してくださるかと思います。
私といたしましては、これをきっかけにもっと若い女性ファンが増えることを願っています。
(え? 下心があるだろうって?)
私は、上方講談の発展を、南左衛門一門の発展を、ただただ純粋に……ピー……