歌川国芳さん、河鍋暁斎さん、月岡芳年さん、小林清親さんなど、江戸時代末期から明治、大正にかけて活躍した浮世絵師は、髑髏、骸骨をモチーフにした絵をいくつか描き残しています。
坂口安吾氏は、その著書『日本文化私観』の中で、美とは美しく飾る何ものをも取り除いた必要の中にある、といった趣旨を述べています。
《ガイコツ ガイコツ》
作・有本隆
ガイコツ ガイコツ
目にすることはめったにないけど
人はあんまり見たがらないけど
ガイコツ ガイコツ
お前が一等美しい
醜態をさらすことなくあるがまま
かっこもつけずあるがまま
ガイコツ ガイコツ
お前が一等美しい
私もやがて美しい
ガイコツ ガイコツ
お前が一等美しい
駄作でございます。
ドロンボー一味のお頭、ドクロべェ様に、
「お仕置きだべ〜!」
と、叱られるかもしれません……