日本ハムの斉藤投手と、楽天からメジャーリーガーになった田中投手は、かつて甲子園を沸かせたライバルでした。
でも、今ではすっかりその差が開いてしまったようです。
斉藤投手は、『ハンカチ王子』と称されるほど人気があり注目されていました。
いわゆる〝花〟のある選手だったかと思います。
ただ、その〝花〟は、か弱い花だったのかも知れません。
《宿命のライバル》
という言葉は、『巨人の星』(原作・梶原一騎さん 作画・川崎のぼるさん 週刊少年マガジン・講談社)で覚えたように思います。
主人公、星飛雄馬と花形満。(個人的には、左門豊作を応援していましたが……)
『あしたのジョー』(原作・高森朝雄さん 作画・ちばてつやさん 週刊少年マガジン ・講談社)の矢吹ジョーと力石徹。
漫画の世界のライバルは、永遠のライバルでもありましたが、現実にはなかなかそうはいきません。
『友がみな我よりえらく見ゆる日は花を買い来て妻と親しむ』(一握の砂)
と詠んだ石川啄木の短歌のように、いつのまにかライバルが遠い存在になってしまっている……
斉藤投手の復活を願う人は少なくありません。
かつてのライバルは遠い存在になってしまっているかもしれませんが、もう一花、咲かせてほしいところです。
(ここでブログを終わればいいものを、ついつい書いてしまいます……)
これからワシも、もう一花咲かせてみせるでぇ〜! ライバルはおらんけど……