小説も含めて、フィクションの登場人物は、作者の人生に関わってきた実在の人物がモデルになるケースがよくあります。
そこから考えると、週刊少年ジャンプ（集英社）に連載中の『ワンピース』のキャラクターを創造力する作者、尾田栄一郎さんには、ただただ脱帽するばかりですが、現在、クライマックスを迎えようとしている〈ドレスローザ編〉に、敵のドフラミンゴファミリーの幹部として登場しているベビー５の、
「その人のために必要とあれば、自ら死を選ぶことも辞さない」
というキャラクターのモデルは、果たして存在するのでしょうか？
『ワンピース』もそうですが、ドラマや小説では、主人公以外の登場人物のサイドストーリーが作られます。
個人的には、ベビー５のサイドストーリーなんか見てみたいなと思いますが、シリアスな小説に仕立てる方が、より魅力的な物語になるのではないかとも思っています。
『ワンピース』では、戦闘のどさくさにまぎれて、彼女のそうした様子をコミカルに描いていますが、どうもそれが気になって、今日もアニメを見てしまいそうです。
念のために申し上げておきますが、ベビー５がセクシーだからという理由で見るのでは決してありま……（ズドン！）
