宝くじ 当たってしゃべるか しゃべらぬか

「宝くじ、ロト7が当たって8億円が手に入りました!」

と、たとえば書いたとすると、アクセス数は飛躍的に伸びるでしょうか?

 

「宝くじが当たったら、まず会社を辞めて、しばらく温泉に行ってゆっくりする……」

なんてことは考えていても、案外、当たったという事実を公表するかしないかという問題を考えている人は少ないかもしれません。

たとえ家族にだけ知らせたとしても、ご近所に広まり、寄付やらお金儲けの勧誘やら、いろいろ話が舞い込むようです。

 

芥川龍之介さんの『杜子春』では、お金のある間は友達がたくさん寄ってきますが、すっかり散財してしまうと、誰も寄り付かなくなります。

 

こう考えていくと、宝くじが当たったしても、仕事は辞めず、何事もなかったように過ごすことが肝要かと思っていますが、ただ、それが本当にいいかどうかはわかりません。

なにしろ、当たったことがありませんから……

 

ああ、一生に一度でいいから、実験してみたい!