さすがは欽ちゃん!

MBSの『サワコの朝』とNHKの『思い出のメロディー』の二つの番組で、昨日、萩本欽一さんを拝見しました。

 

サワコの朝』で、所属事務所に司会の仕事は受けないでほしいと言っていたのに、司会の仕事が入って来たと話されていました。

それで、森昌子さんや山口百恵さんなど、多数の歌手を生み出したスカウト番組『スター誕生』(日本テレビ)の司会もされたようです。

 

思い出のメロディー』では、総合司会の松坂慶子さんが、中継の手順を間違えたあと、特別ゲストとして登場されました。

そこで、『スター誕生』からデビューした森昌子さんとのエピソードを語り、その森昌子さんの歌『哀しみ本線日本海』(作詞・荒木とよひささん 作曲・浜圭介さん キャニオンレコード)を紹介するときに、

「哀しみ……」

と詰まってしまいました。

そのまま、森昌子さんは歌われてしまいましたが、歌い終わってから、謝る萩本欽一さんに、笑顔で気にされていない旨を伝えていらっしゃいました。

 

でも、あれほどいろんな司会をされてきた萩本欽一さんが、歌の名前を言いそびれるなんて、まず、考えられません。

おそらく、直前に手順を間違えた松坂慶子さんを気遣って、わざと失敗してみせたのではないかと思います。

それも、森昌子さんとの信頼関係があるからこそできたことでしょう。

 

「なんでそうなるの!」

という、萩本欽一さんのギャグがありますが、萩本欽一さんがなんでそうなっているのか、実感としてわかりました。