報じられないニュース

安全保障関連法案に反対するデモの参加者は、主催者側の発表では12万人。

でも、警察では、3万人としています。

 

この手のニュース、何かに反対したり抗議したりする集会やデモの参加者数は、よく報じられます。

報じられるたびに思うのは、主催者側と警察で、どうしてこんなに数字が違うのか、ということです。

調査の方法によって多少の誤差が生じることはあるかもしれませんが、4倍も違うのは、明らかにどちらかの作為が働いているとしか思えません。

まさか、公的機関の警察がまったく事実に反する発表をするとは思えませんから……てな今時おめでたい見解は示しませんが、主催者側の数字は誇大広告だと受け取る方が、妥当かもしれません。

 

この手のニュース、何かに反対したり抗議したりする集会やデモの参加者数は、よく報じられます。

報じられるたびに思うのは、マスコミは、どうして主催者側が発表した数字を大々的に報じて、警察発表の数字を目立たないように扱うのか、ということです。

ニュースとして人目を引くのは、確かに数字の大きい方でしょうが、公正な報道を旨とするのがマスコミだと言いながら、毎度、公平に扱わないところをみると、明らかに何らかの作為が働いているとしか思えません。

まさか、マスコミが偏った報道をするはずはない……なんて今時おめでたいことを信じている方はいらっしゃらないとは思いますが……

 

また、この手のニュースが報じられるたびに思うのは、ゴールデンウイーク中の海外旅行者の数です。今年は2300万人ぐらいが海外に出向いたそうですが、このうち、何人ぐらいがデモや集会に参加しているのでしょうか。

 

あるいは、この手のニュースが報じられるたびに、野村総合研究所が推計するところのアイドルオタク280万人のうち、何人ぐらいがこうしたデモや集会に参加しているのでしょうか、てなことを思ってしまいます。

 

さらに、この手のニュースが報じられるたびに、野村総合研究所が推計するところのアニメオタク20万人のうち……

 

えー、この手のニュースが報じられるたびに、こんなふざけたことを考えてしまうのは、アタシの他にもいらっしゃるのではないかと思いますが、何人ぐらい存在するのか、誰も報じてくれません。