朝、信号を待っている間に出ていったバスは、満員でした。
そのあと、すぐに到着したバスに乗ると、かなり空いていました。
電車も、時間帯によってはすし詰めになりますが、車両によっては若干空いているところもあります。
また、同じ車両であっても、空いているところと、乗客の多いところがあります。
なるべく、空いている方へ行くようにしていますが、ほとんどの乗客は移動しようとはせず、混んでいる場所にとどまっています。
それが、いつも見ていて不思議です。
今朝のように、タイミングよく空いているバスがやってくると、
「今日はいい日だ」
と思います。
そう思うと、通勤客で混雑する電車に乗っていても、案外座ることができます。
しかも、気がつくと、両隣の席にも前に立っているのも、若い女性です。
誤解のないように腕組みをしながら寝たふりなんかをしますが、
「今日はいい日だ」
と思います。
帰宅すると、朗報が届いていました。
「やっぱり今日はいい日だ！」
きっと、明日もいい日です！
（誰や、『禍福はあざなえる縄のごとし』とか『人間万事塞翁が馬』とか言うのは！）
