産経新聞のコラム《産経抄》によりますと、〈ゴールデンウイーク〉という言葉を考え出したのは、映画会社だそうです。
今年のような秋の連休は、そうそうあることではないので、シルバーウィークというよりは、〈プラチナウイーク〉とか〈プレミアウイーク〉としてもよかったのではないかとも思いますが、いずれにしろ、ネーミングの重要性は言うまでもありません。
ただし、わかっているからといって、ヒットに結びつくネーミングが出来るとは限りません。
世の中を見ておりますと、ヒットしたネーミングに追随する傾向があるようで、
少し前までは、
『美しすぎる〜』
を代表に、
『〜すぎる』
といった形容表現が出回っていたようでしたが、昨今は、
『50年に1度の〜』
という統計学的な表現が利用され、なんの根拠もなく、ただ大げさに、
『1000年に一人の〜』
と形容することが流行しているようです。
もともと、
「1000年に一人現れるかどうかというほどの美少女」
てな使い方がされていたものが、いろんな方面で流用されて、たとえば、
「1000年に一人現れるどうかというほどの老婆」
なんてことになると、長寿世界一としてギネスブッックに認定してもらえるのではないかと思います。
それでも、この形容表現もいずれは飽きられて、また、新たな形容が出てくるかと思います。
たとえば、
『〜なら、人生を棒に振ってもいいほどの〜』
というのはどうでしょう。
「男なら、人生を棒に振ってもいいほどの美女」
さすがに、
「男なら、人生を棒に振ってもいいほどの老婆」
となると、やはりいろんな意味でギネスブックに掲載できるかもしれません。
いっっそ、これまでの形容表現と合わせてみると面白いかもしれません。
「1000年に1度、男なら人生を棒に振ってもいいほど、美しすぎる老婆……」
ええと、今日は確か、秋分の日で、敬老の日は一昨日でしたから、お年寄りに、失礼にはなりませんよね……
それでもって、昨日は国民の休日で……休んでない人もたくさんいましたが……