最初からそういう展開を意図していたわけではありません。

先日、知人と話しておりましたところ、お亡くなりになった川島なお美さんのことが話題になりました。

彼女のファンだったその知人の、

「あんなにきれいな人が、まだ若いのに亡くなるなんて……」

というしみじみとした言葉に、

「本当に、残念ですね。よく言われますが、人間、いつ、どこでどうなるかわかりませんよね」

と返しましたところ、

「いや、だから、これからは、人生をもっと楽しもうと思うんですけど、さあ、たいがいのことには飽きてしまいましたし、なんぞ、ありませんかね……」

 

最初から、そういう展開を意図したわけではありませんが、

「ああ、それなら、三題噺の会がありまして……」

と、チラシを見せてしまいました。

「へえ、三題噺てなんですか?……はあ、はあ……へえ、それは面白そうですね」

「でしょ。でしょ。プロの噺家でもめったにやらない三題噺を、素人が3人もやる落語会なんて、そうそうありませんよ」

「確かに…… けど、練習、どないしてますの?」

 

最初から、そういう展開を意図したわけではありませんが、

「ああ、それなら、私、ブログで三題噺のお稽古をしておりまして……」

と、自分のブログの宣伝もやってしまいました。

 

問題は、最初からそういう展開が意図できない三題噺の会が、もう今月18日に迫っていることにということに、気がついてしまったことです。

 

えーと、扇子と手ぬぐいをどこにしまったのか、探し出さないといけませんし、なにより、着物が……

(実際のお稽古はどうなってるの!)

                                ……デンデン