広島が勝てば、CS、クライマックスシリーズに進出できるところでしたが、残念ながら、0.5ゲーム差で、阪神タイガースにそれを譲ってしまいました。
昨日の試合を振り返って論評することもできますが、9月12日の阪神タイガースとの一戦で、ホーミランを三塁打とした審判による誤審が、この結果を招いたという見方も出ています。
審判団は、あの試合の誤審を認めましたが、結果が覆ることはありませんでした。
一方、大相撲では、行事が指しが違える事態、つまり、誤審があるということを前提に取り組みが行われています。
ですから、行事の誤審が疑われる場合は、土俵下で見守る親方衆がすぐに協議し、判定を覆すこともよくあります。
だからといって、結びの一番で立行司が差し違えでもしない限り、その行事が非難されたり、あるいは、その進退に関わったりするようなることはないようです。
その辺に、日本古来の文化の在り方と欧米のモノの見方の違いが出ているのかもしれません。
オリンピックにおける柔道の篠原信一選手の内股空かしを見逃した誤審もありました。
でも、それについて審判の判定は覆りませんでした。
柔道は、とっくの昔に欧米のスポーツになってしまっていた…… ということかもしれません。
ただ、篠原選手の潔さが、それによって際立ちました。
そのせいかどうかはよくわかりませんが、今、篠原選手は、CSならぬCMで、もっとも〝進撃〟している人物になっているようです。(関西エリアだけ……)
そう考えると、来年、広島カープの〝進撃〟も見られるかもしれません。
広島カープの話から、誤審をテーマに日本と欧米の違いについて論を展開しようと考えておりましたが、どういうわけか、こんなことになってしまいました……
篠原さん、ごめんなさい。
誤審ならぬ、誤算でございます。
デンデン
(オチになってないぞ!)