綾野剛さんに学ぶ能天気な幸せ

今日の『サワコの朝』(MBS)のゲストは、綾野剛さんでした。

今、人気絶頂の彼を羨んでいるとか、彼に嫉妬しているとか、そんな気持など微塵もありませんが、番組の最後で、彼は、阿川佐和子さんに、

「僕のことばかりじゃなく、阿川さんのお話ももっと聞きたかった」

と言い、

「そんな、私のことなんか……」

と答えた阿川さんに、

「僕、好きですよ。佐和子さんのこと……」

という言葉が、するっと出てきたところを見て、アタシは、

「神様は不公平だ〜!」

と思ってしまいました。

アタシが口にすると、顰蹙を買うばかりか嫌悪非難罵倒されてしまうような言葉でも、どうして綾野剛さんが言うとあんなにかっこいいんだ〜!

 

でも、綾野剛さんも最初から今の彼ではなく、俳優という仕事を通して考えたことが現在を導いてきたわけで、その俳優としての考えを決定づけたのが、『仮面ライダー555』の怪人として、その監督に接したときだったそうです。

 

仮面ライダー』に多大な影響を受けたという点では、アタシと変わるところはありません。

「それなのに、どうしてこうも違うんだ〜!」

と思ってしまうのか、それとも、

「だから、オレにもチャンスはあるぞ!」

と考えて、

「僕、好きですよ……」

と、誰かにさらっと言ってのけてしまうのか……

 

さあ、能天気な幸せは、どちらに訪れるのでしょうか……