伝楽亭《三題噺落語会》リポート2

おかげさまで、十数名のお客様がお出でになりました。

 

当初、お題をいただいて我々3人(八景師・かかし師・弁闘)がじゃんけんで出番を決めた後で、我々が考える時間稼ぎ(シンキングタイム)で、隣乃源張師が一席高座をつとめてくださいましたが、なんと、最後にその源貼師も飛び入りで〝ミシン〟〝丹波栗〟〝萩〟の三題噺を口演ということで、かなり盛り上がりました。

 

終演後の句会(俳句会)にも、お客様も、ほぼ、そのまま参加されて、これも楽しい時間となりました。

 

さらに、打ち上げに突入したわけですが、かかし師がギターを手にしてじゃかじゃかやりだすと、落語の伝楽亭が歌声喫茶に変貌してしまいました……

 

三題噺をやって句会をやって歌声喫茶でみんが歌う会なんて、おそらく世界中どこを探しても見つからないのはもちろん、以後、伝楽亭でもそのような催しが開かれるかどうかもわかりません。

そう考えると、昨日、伝楽亭に最後までいらっしゃった人々は、実に珍なる時間を、人生に汚点のように刻むことになりました。

おかげで寝不足の今日の仕事は……でございました〜。