アタシらが子供の頃に見ていたのと同じ操り人形ですが、圧倒的に滑らかな動きを見せてくれています。
ストーリー展開も、昔よりかなりスピーディーに感じます。
それでも変わらず魅かれるのは〈サンダーバード2号〉です。
簡単に言ってしまえば輸送機ですが、機体のほとんどが収納庫になっていて、それが2号の胴体から離れて必要なマシンを現場に投入するところを初めて目にしたときの、
「おお! こんな発想があるのか!」
という衝撃は、今でも忘れられません。
また、
「こんな状況をどうやって乗り切るのか、というところで失敗してもすぐに次の手を打ち、決してあきらないばかりか、全員が必ず成功することを疑いもせずに行動しているところが、すばらしい……」
と、子供の頃は感動さえしていましたが、今は、
「所詮、作りモノで最後は成功することがわかっているから、あんなに自信たっぷりに行動できるんだ……」
と、つい思ってしまうということは、自分が大人になってしまったということで、〈サンダーバード2号〉にはありきたりのモノしか搭載できない人間に成り下がってしまったということになるのかもしれません。
という『サンダーバード』をネタにして、今月47本目。
このブログの月間最多記事数更新となりました。
〈サンダーバード2号〉に搭載する何かを、もしかしたらまだ考えることができるかもしれません。