仮想のハロウィーン仮装店

今日、スーパーマーケットに立ち寄ったところ、オレンジ色のもじゃもじゃ頭のカツラを頭に乗せた男性店員を見てしまいました。

 

10月に入って、スーパーマーケットでもコンビニエンスストアでも、店員が頭にハロウィーンの帽子を乗せていますが、最初にそれを目にしたときには、ちょっと吹き出してしまいました。

スーパーマーケットでレジを打つ女性が、普段から制服として頭にかけている頭巾の上にハロウィーンの例の三角の小さな帽子を乗せながら、

「レジ袋はご利用なさいますか?」

と、真面目な顔で言うものですから……

 

クリスマスでも、例の真っ赤な帽子を頭に乗せて、制服を着た店員が真面目な顔で、

「いらっしゃいませ〜」

と言いますが、

「そこはメリークリスマスって言うところじゃないの……」

と、毎年思ってしまいます。

 

そんな不自然さを感じさせるぐらいなら、オレンジ色のもじゃもじゃ頭で店内を駆け回る男性店員の方が、まだハロウィーンらしいのではないかと思いました。

 

近年、夏になると浴衣姿で窓口に座る銀行員や公務員が当たり前のようになっているのですから、ハロウィーンでもそれぞれの店員に思い思いの仮装をさせると、仮装した客と相俟って店の雰囲気もさらに明るく……

 

「いらっしゃいませ〜」

という魔女に、 

「これ、温めてください」

とコンビニ弁当を買うフランケンシュタイン……

慣れないうちは不気味かもしれません……