講談の魅力の一つは、七五調の修羅場読みにあります。
ただ、講談のその魅力が、講談の人気を下げている面もあるように思います。
観客が、意味を解しないからです。
かつて落語でも、
「古い言葉が出てくるから、観客にわかってもらえない……」
ということが言われておりました。
詩人の谷川俊太郎さんは、言葉に意味を持たせる現代の風潮に疑問を呈していらっしゃるようです。
だからというわけではありませんが、久しぶりに、
一介二階三回四海誤解豪快存外意外に案外鴎外あったかい
場違い間違い手違い季違い一足違いで色違い
爆買い人買い大人買い買い物買い占め衝動買いで羽交い締め
巻貝蟶貝カイツブリ域外生き甲斐かいかぶり
儚い破戒八回はばかり猪八戒
魔界境界幽界霊界奇怪怪怪妖怪だけかい天上界
未開域外開拓老獪老害放し飼い
利害度外視気概やりがい生きてるかい
愉快壮快快活快食快眠快便阿藤快
こんなブログで申し訳ありませんが、
俳優阿藤快さんのご冥福をお祈りいたします。