遅かりし琳派にクラゲの触手舞う……(お粗末)

平日で空いているだろうと思って『琳派誕生400年祭』を見に〈京都国立博物館〉に行きました。

でも、23日に終わっていました。

アタシがカラオケ大会大阪決勝に出て打ちのめされている間に……

ちりとてちんの会〉に池田まで出向いてドッカ〜ンと大笑いしているうちに……

 

このまま虚しく帰るのもどうかと思い、どうせなら、普段、行かないところに行こうと考えて、京都水族館に行きました。

ちょいと高いかなと思いながらチケットを買いましたが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンと同様、年間パスまで販売していました。

果たしてそんなに通う奴なんているわけないだろうと思いましたが、入ってみると、豈図らんや、おおさんしょううおから始まって最後は新幹線を遠景にイルカショーまで見られれて3時間、こんなおじさんがたっぷり楽しめましたから、そら、くせになって年間パスを購入する人もいるはずです。

案外面白かったのはくらげで、あれだけの触手がよくこんがらがらないなあ、と思ったり、さかさくらげを発見して、昔、温泉マークのついた、今で言うところのラブホテルをさかさくらげと読んでいたことを思い出したりしました。

大きなタカアシガ二を見る客見る客すべてが、

「おいしそうやな」

と言って立ち去るのも面白うございました。

ペンギンのコーナーでは、ちょうど毎日の検査が実施されているところで、次々にペンギンを指差してはそれぞれの名前を呼んで、まる、と若い飼育員がすばやくチェックしていました。

 

もちろん、水槽の前でぼーっと魚を眺めているだけでも心が癒されそうになりますが、ちょいちょい水槽の中で正面を向く魚と目が合うと、

「あっちには死にかけもいてるんやな……」

と、魚が思っているような気になってしまったのは、アタシがお魚になりたい、と思っているからでしょうか……