今日、職場の若い同僚とカラオケに行きました。
当然、アタシの知らない最近の流行歌を歌ってくれるものと思いきや、アニメソングを熱唱。
こちらも思わずアニメソングのメドレーや仮面ライダーシリーズを歌ってしまいました。
それぞれ何曲か歌ったところで、ふと、彼の歌うアニメソングがアタシのそれとは違うことに気がつきました。
たとえば、『エヴァンゲリオン』のテーマソング『残酷な天使のテーゼ』(歌手・高橋洋子さん 作詞・及川眠子さん 作曲・佐藤英敏さん スターチャイルド)に代表されるように、そのままポピュラーソングとして使える、つまり、そのアニメーションのタイトルや主人公の名前が、彼の歌うアニメソングには一切出てきません。
それに対してアタシが歌うアニメソングには、すべてそれが歌詞に入っています。
このままでは、アタシは古いアニメソングを歌うおじさんになってしまいます。
これはまずいと思い、『残酷な天使のテーゼ』をマスターしようと一念発起、彼の指導を受けながら歌ってみましたが、サビ以外、うまく歌えません。
これが歌えるようになると、古いアニメを歌うおじさんというイメージが払拭できるばかりか、女性にもてるようになるのではないかと密かに思いましたが、アタシのそんな不純な心理を察したのか、同僚は、
「ちなみに、これで女性にもてようなんて、ばかなことを考えてはいないでしょうね」
《残酷な同僚の忠告》でした……
(〈残酷な〉しか合ってないのに、それでオチにするな!)