フィギュアスケートNHK杯男子では、羽生結弦選手が世界で初めて300点を超える数字をマークして優勝しました。
マスコミもこぞって大きく報道しています。
一方、女子は、宮原知子選手が優勝しましたが、報道機関によっては、宮原選手より3位の浅田真央選手の映像や写真、記事などがの方が大きく、あるいは優先的に報じられています。
男子の無良崇人選手についても、浅田選手と同じ3位入賞を果たしながら、銅メダリストととして浅田選手と同等に報じられているとは言えません。
ばかりか、2位の外国人選手の扱いは、3位以下です。
もちろん、これはフィギュアスケートに限りません。
《一事が万事》
という言葉を当てはめるなら、公平を旨としなければならない報道機関の名に値するところは、果たしてどれほど存在するのでしょうか。
という理論をいつものように展開すると例の友人は、
「ところで、キミのその、重箱の隅をつついてはあたかも重大事であるかのようなモノの見方は、フィギュアスケートに限らず、一事が万事、同じではないのか」
その指摘にはさすがのアタシも納得できませんでしたから、
「一事が万事、重箱の隅をつついてはあたかも重大事であるかのようなモノの見方をしているわけではない。今回は、羽生選手に対する嫉妬心を出発点にしているだけだ!」
「つまりキミは、一事が万事、それらしい屁理屈をこねて嫉妬を表現しているわけだ」