古いものを手放し、背水の陣を敷いて、果たして新しいものを手に入れられるのか……

今月、テレビ朝日報道ステーションのニュースキャスター古舘伊知郎さんが3月で降板するという発表がありました。

 

今月、大阪市長を退任された橋下徹さんは、もう政治家はなさらないとおっしゃっています。

 

36歳から54歳までの中年フリーターが273万人もいらっしゃるというのに、なんて贅沢な選択なんでしょう。

 

現在の仕事を、理由はどうあれ自ら辞するとその先の保障がないというのが一般です。

人手不足と言われる世の中ですが、年齢を重ねれば重ねるほど、仕事はなくなっていくのが現実です。

 

古館さんも橋下さんも、今の仕事を手放しても、次の仕事に困ることはありません。

 

『古いものを手放さなければ、新しいものを手に入れることはできない』

なんてのは、昨今流行の名言としてちょいちょい見かけますが、古館さんや橋下さんのように、今の仕事を手放しても、新たな仕事を選べるという人は、限られています。

 

でも、その言葉を信じてうっかり古いものを手放してしまったアタシは、さんざんじたばたしてすぐにでも新しいものを手に入れるしかありません。

 

だから、実感といたしまして、

『古いものを手放したら、新しいものを手に入れるしかない』

てなところが、本当のところだと思います。

 

こういう状態を、

『背水の陣を敷く』

と言うと、これがまたかっこよく聞こえますが、アタシは何度も背水の陣を敷いてどれほど背水に落ちてしまったことか……

 

ということで、三題噺家なんて、いかがっすか〜