世界に広まっていない日本の文化

忍者、侍、寿司、芸者、カラオケ、浮世絵と、海外に広まった文化は数多くあります。また、相撲、柔道といったスポーツもしかり、わびさび、茶の湯、歌舞伎、狂言、能、落語といったところも、愛好する外国人は少なくありません。

日本文化が世界で愛されるのは喜ばしい限りですが、そうなると外国人が手を出していない日本文化を探したくなるのが、へその曲がったところでございます。

 

まず面白いのはパチンコで、経営者やお客の中には外国人がいらっしゃいすが、パチンコ店が外国に進出しているという話は寡聞にして聞いたことがありません。

パチンコは、ちょっと変わった日本の娯楽文化だと思います。

 

英語になっているか否かという点も、そのバロメーターになるのではないかと思います。

 

たとえば、俳句には英語俳句も認められているようですが、英語短歌はないようです。

 

たとえば、落語には英語落語があって、なおかつ日本語の落語を演じる外国人もいらっしゃますが、外国人で講談や浪曲をやっている人は見かけませんし、英語講談や英語浪曲はありません。また、外国人講談師や外国人浪曲師にもお目にかかったことはありませんし、鑑賞される外国人もいらっしゃらないのではないかと思います。

 

ただ、落語関係で言うと、大喜利や三題噺も、外国人が触れていない日本固有の文化になるのではないかと……

 

(やっぱりそこへ持っていくのか〜!)