自分で自分の首を絞めるマクドナルド改革案

日中、スーツ姿でパソコンに向かったり電話応対をするビジネスマンを、マクドナルドの店内で見かけます。

100円のコーヒー1杯で、コンセントが設置されているカウンター席をデスク代わりに利用できるからです。

先日は、

「今、出先ですので、在庫を確認してから改めてご連絡いたします」

てな電話をかけている女性も見かけました。

狭いカウンター席にも関わらず、その隣でスポーツ紙を平気で広げているおっさんもいました。

スポーツ紙を広げてはいないけれど、たぶん、家には居場所がなく、時間を持て余している、といった感じのおじさんは、他にもたくさんマクドナルドにいらっしゃいます。

勉強している学生も少なくありません。

 

マクドナルドについては、これまでにも経営改善のためのテコ入れに関する報道がありましたが、1か月ほど前に、米マクドナルドが日本マクドナルドの株の売却をする動きが報じられました。

一時のことを思えば業績は上向きのようにも見えているようですが、先行きはあまり明るくないということなのかもしれません。

理由はいろいろあるかと思いますが、マクドナルドには薄利多売の商売で重要なポイントの一つが欠落しているのではないかと思います。

100円のコーヒー1杯で長時間居座る利用客は、薄利多売の命とも言うべき回転率を悪くする原因になっているということです。

もちろん、客数の減少がこうした状況を招いているということも言えますが、アタシがもし、米マクドナルドが手放す株を手にして日本マクドナルドの経営権を得たなら、お客の回転率が上がるように、大鉈を振るいたいと思います。

 

ただし、それでマクドナルド店内でパソコンが使えなくなると、このブログを更新する場所を、アタシは一つ失うことになってしまいますが……