理由書

公立高校で生徒を対象に《小論文の書き方》についての講演を依頼されることがあります。

その生徒たちの後ろや横で、必ずといっていいほど、先生方も一心にメモを取っておられます。

講演後、生徒からではなく、その先生方から、ためになりました、というコメントをいただくこともあり、実際に何人かの先生のお話をうかがいますと、指導教科は国語ではないけれど、担任として志望理由書の添削をしなければならず、自信のないまま指導している、とおっしゃる先生がいらっしゃいます。

 

自分の論文を書くために担当教授から厳しい文章指導をされたという方は少なくありませんが、国語の先生でも、大学の教育課程で生徒の文章の添削に関する方法や技術、考え方を学んだ先生はいらっしゃらないと思います。

ということは、今まで、御自分の経験をもとに先生方は我流でそれに当たっていらっしゃったというわけです。

ですから、添削について不安と負担を感じるのも当たり前です。

それなら、《志望理由書・小論文の添削》についてのセミナーを開いたり、そうした本を出版することは、たとえわずかでも世のため人のためになるのではないかと思い、セミナーを開催することにしました。

 

(え? 今まで誰も教えたことがない添削指導法について、なんでオマエができるんや?)

と疑問をお持ちになりましたら、是非、お越し下さい。