澤穂稀さんと福原愛選手の魂……

昨日の卓球女子は、最年少の伊藤選手が逆転で決勝進出を決めてくれました。

反対に、女子サッカーは、残念な結果に終わってしまいました。

 

双方の競技に共通するのは、日本を世界に押し上げた偉大な先駆者が存在する、ということではないかと思います。

言うまでもなく、卓球では福原愛選手、サッカーでは澤穂稀選手です。

福原選手はチームの一員として一緒に戦っていました。

一方、澤さんは昨年末で引退されてしまいました。

昨日の試合も、解説者としてテレビに出ておられました。

「コミュニケーションが足りない……」

と言っておられましたが、多分、その役割を果たせない御自分にいら立ちを覚えていらっしゃたのではないかと忖度しております。

 

先駆者が傍にいるかどうかという差が、実は意外に大きいのではないかと、昨日の二つの試合から感じました。

もちろん、その魂を受け継ぐ者にそんな言い訳は通用しませんが、先駆者には自分がいなくなっても変わらずにそれが受け継がれるようにしなければなりません。

おそらく、澤さんもその辺りは十分に心得ていらっしゃったとは思いますが、そこが引き際の難しいところでもあると思います。

 

大昔、会社を辞めるときに後任が困らないように、当時アタシが新たに考案したイベントの何やかやについて書き残しましたが、数年も経たないうちに忘れ去れてしまったようです……

今、そのときのアタシの魂は、ほら、そこに浮遊して……