作品Ato作品Z

2020年の東京五輪パラリンピックのエンブレム最終案が公表されました。

14599の応募作品の中から選ばれた四作品は、市松模様、リング、風神雷神アサガオなどをモチーフ、イメージしたデザインで、それぞれの独自のタイトルとは別に、作品A、作品B、作品C、作品Dという記号が付けられています。

 

昨年、新しい競技場の最終案が発表されたときには、選ばれた二作品を、A案、B案と称していました。

そのA案B案が、流行語大賞にノミネートされたおかげで、年末に伝楽亭で開催されました三題噺の会に、A案がお題として選出されました。

幸い、ちょいとひねることができるお題でしたから、玄関師は、「ええ案配や」とやって、アタシは「ええ餡や」てなことで噺の中にねじこむことができました。

 

三題噺の会でお客様からいただくお題は、その時節に関わる言葉ですとか、話題になっている事柄が多く出されますから、例えば先週ではなく、今日、三題噺の会が開催されていたとしたら、作品Aとか作品Bとか、お客様によっては、作品Zとか出されていたかもしれません……

 

(え? 無理矢理、作品Zまで引っ張って、マジンガーZとかドラゴンボールZとか、そんなんでオチにしようと思てるやろ……)

って、アアタ、そんな…… ハハハハハ……