人間がもっとも手を焼くのは、負の感情かもしれません。
自分の愚かな行動に気づかなかった結果、大切な何かを失って自責の念に苛まれるのは、最近報道されるスポーツ選手に限りません。
身近なところでは、失恋や離婚てな人間関係なんかもそうです。
そこに立ち止まっていつまでも負の感情に苛まれるよりは、次にどうするべきかを前向きに考えて……
てなことはよく言われますが、今までその道一筋でやってきた人の慰めには、あまりなりません。
失恋でも、
「振られたら次の人」
てなこともよく言われますが、簡単にそれができれば苦労はしません。
その他、いいこともあれば悪いこともある。人生山あり谷ありだ……なんてこともよく言われますが、それでもたやすく負の感情が収まることはありません。
順番の問題として捉えることもできます。
いいことや山があるからよくないことや谷がある、つまり何かを手にすることができたから失うのだと考えるか、失ったから次にまた何かを手に入れることができると考えるか……
でも、失うかもしれないと考えると、次に何かを手に入れることをためらってしまいます。
他に、近藤真彦さんの『愚か者』(作詞・伊達歩さん 作曲・井上堯さん CBS/SONY)や島倉千代子さんの『人生いろいろ』(作詞・中山大三郎さん 作曲・浜口庫之助さん 日本コロンビア)を熱唱するのもいいかも……
まあ、負の感情を和らげる方法としては、最初から何も手に入れようとしない、というのもありかと思います。
あるいは、こうしてブログなんかに書き記すのも、負の感情を和らげる一つの方法になります。
(え? そんなもん、読まされる方はたまらん!……って?)
じゃあ、近藤真彦さんの『愚か者』(作詞・伊達歩さん 作曲・井上堯さん CBS/SONY)や島倉千代子さんの『人生いろいろ』(作詞・中山大三郎さん 作曲・浜口庫之助さん 日本コロンビア)を熱唱するというのは……
(え? そんなんやから振られるんや!……って?)
そしたら……
(え? もうええ!……って?)