民進党と思わぬところで遭遇しました。
駅で電車を待っている時間に立ち寄った売店で売っていた手塚治虫先生の漫画『奇子(あやこ)[時の亀裂]』(小学館)の中に、架空の政党として出ていました。
民主と維新が統合して新たに政党名を決めるときに、誰も気がつかなかったのでしょうか?
それとも気づいた人がいても、問題にされなかったのでしょうか?
いえ、その気になれば、手塚治虫先生の作品を持ち出して宣伝してもよかったのではないかとも思いますが、おそらく戦後の国鉄総裁轢死事件に触れる内容に、二の足を踏んだのかもしれません。
手塚治虫先生の作品と言えば、『鉄腕アトム』や『ブラックジャック』、『どろろ』など、完全なフィクションが中心のイメージがありますが、なかなかどうして、『奇子』のような、歴史を通して人間の深い闇に迫る作品も残されています。
昨今、松本清張先生の小説のいくつかがドラマになっていますが、これは、時代が変わっても人間の本質は変わらないというところから、映像化されているようです。
だったら、手塚治虫先生の漫画も、アニメーションではなく、人間ドラマとして制作されてもいいのではないかと思います。
まさに『奇子』などは、映像化してそのまま民進党の議員さんが登場するなんてのも面白いかと思いますが、ちなみに、その結果、支持率がどうなるかというところまでの責任は持てません。
(え? オマエはいつも無責任なことしか書かないって?)
すみません。