ゴールデンウィークに超変革を!

毎年、ボーナス支給シーズンになると、

「今年の支給額の平均は……」

といった報道が流れ、それについて、ボーナスを支給されない人のことも考慮して報道は控えるべきではないのか、といった意見も目に留まることがあります。

特に、非正規社員として働く人の多くは、正規雇用社員と比較して低額、あるいはボーナスなど支給されない状況にあるかと思います。

 

それで言うなら、ゴールデンウィークというのも、現代社会にそぐわない、あまりに一方的な呼称ではないかと思います。

近年増加する介護事業に携わる人々を始め、年中無休24時間営業を看板に掲げている事業に勤めていれば、ゴールデンウィークなど、存在しません。

面白いのは、

「今日からゴールデンウィークです。今年は曜日の並びがいいので、有給休暇をうまく使うと……」

などとニュース原稿を読んで仕事をしているアナウンサー自身、ゴールデンウィークになっていないというところです。

 

もし、多くの人がほんとうに社会の変革を望むなら、単に、

「今年のゴールデンウィークは何連休になります」

などといった、旧態依然とした報道姿勢も変えなければならないのではないかと思います。

 

(え? 一年に何度もゴールデンウィークのあるオマエが何を言うか!……って)

 

勘違いしないで下さい。

アタシの場合、ゴールデンウィークではなく、純粋に仕事のない日が続くだけです。

 

だからこそ、今年の阪神タイガースのキャッチフレーズのごとく、『ゴールデンウィークの超変革!』を唱えているわけですが……

 

(ですが、何やねん!)