公私混同疑惑を指摘された、某東京都知事が釈明会見などで使っている言葉を並べてみると、
「第三者委員会を設置して」
「精査して」
「法的に問題がない」
ということで、
「これから、粉骨砕身して政務に邁進する所存です」
てなことになるようですが、
「ほたら何か、今までは粉骨砕身して政務に邁進してへんかったんか」
と、思わずツッコミを入れたのは、アタクシだけでしょうか……
ただ、これまでにも、
「記憶にございません」
だの、
「善処いたします」
だの、
「不徳のいたすところ」
だの、政治家の使った言葉が巷でもよく使用されるようになったことを思いますと、きっとこれらの言葉もあちこちで流行るのではないかと思いましたので、先日、仕事でしくじったときに使ってみようと考えて、
「ミスの原因を第三者委員会を設置して精査した上で、法的には問題がないということが明らかになりましたら、これからも粉骨砕身、職務に邁進する所存でございます」
と、一人で練習しておりますと、いつもアタシの尻拭いをしてくれている後輩がやってきて、
「そしたら、ワタシラから先輩に、集中審議を行うとか、百条委員会を設置するとか、辞職勧告をするとかってのは、どないですか」