先日、大阪城天守閣館長、北川央様の講演を、NPO法人SKC企業振興連盟協議会の定例会で拝聴しました。
『真田幸村は7億円で豊臣方にスカウトされたが、当初、徳川方にはノーマークだった』
『監視の厳しい九度山から真田幸村がどうやって抜け出したのかも、大阪城への経路も実は分かっていない』
など、実に面白い話をうかがうことができました。
特に面白かったのは、講談でも聞いておりました、後藤又兵衛と図って徳川の本陣を急襲するところと、真田幸村の最期の場面でした。
又兵衛との陽動作戦で家康に奇襲攻撃をかけた真田幸村でしたが、もう少しというところで討ち漏らし、さすがに疲れて休んでいるところを襲われて命を落としたそうです。
大阪城天守閣の館長が、そんなに面白いお話をされるとは、当初、思ってはいませんでしたが、お話しされる北川館長が、いちばん楽しそうだったことが、聴衆を惹き付けた理由のように思います。
小手先の話術ではなく、まず、自分が楽しいと感じることが、話をする上で大切なんだということを、改めて思い知らされた講演でした。
ということで、今回のブログは、小手先のオチに頼らない形で終わろうかと……
でも、そうすると何となく落ちつかないのは、なぜ……