棚に上げていた自分を思い出す

『〈自省する〉ということは、棚に上げていた自分自身に気がつくことでもある』

ことだと思います。

 

事件の容疑者が逮捕されたときに、〈職業不詳〉とされる場合と、たとえば〈自称作家〉などとされる場合があります。

つまりはどちらも〈無職〉と言っていいのではないかと思いますが、それでも〈職業不詳〉より〈自称作家〉の方が、怪しげだと感じるのは、アタシだけでしょうか……

 

辞めると決まってすっかりマスコミの露出が減った舛添氏も、〈公私混同〉というよりは、〈せこい〉と言う方がより適切かもしれません。

 

以前、不義理をしてしまった方と、先日、久しぶりにお会いしたときに、

「今、何をしてるの?」

と尋ねるられて、

「ええ、作家みたいなことを……」

「そういえば、キミは昔も〈自称作家〉で、せこっかったよね? 今もそう?」

と、昔の不義理なんかも遠回しに持ち出されて、

「いえ、あれは、ちょっと公私混同があっただけで…… 今は、もう……」

 

自分が、舛添氏を責められない、怪しい人間だと思い出しました……