クロストーク

先日、参議院選挙立候補予定者4人による討論会に行ってみました。

これまでそんなイベントを覗く機会がありませんでしたから、他の落語会の誘いを断って参加しましたが、面白かったのは、最後の[クロストーク]でした。

 

本来の[クロストーク]の意味、回線回路の不具合による漏話、あるいは雑談、おしゃべりとは違って、候補者の一人が、他の候補者一人に向けて質問するという形の討論でした。

 

現職のM党の議員の他に、J党、O党、K党の新人が、それぞれ順番に誰かを指名するわけですが、面白かったのは、M党、O党、K党の候補者すべてが、J党の候補者を指名していたところです。

一番の若手で、声にも張りがあって元気のよいJ党の彼に、それだけ他の候補者が一目置いている、あるいはもっとも手強い相手だから質問攻めにして早く潰しておこう、という意図が示されていたのではないかと感じました。

 

アタシも最近、質問攻めにあいます。

「今のは、その場しのぎの安易な親父ギャグじゃないのか?」

「今のボケのどこが面白いのか、説明責任を果たしていないのではないか?」

「挽回しようとボケを重ねてボケツを掘っているのではないか?」

 

例の友人に、

「誰からも手強い相手だと思われている証拠だな」

と、不敵に笑ってみせると、

「某都知事のように、早く辞めろと迫られていることに気づくべきだろう」

と、鼻で笑われました。