『PRESIDENT』(プレジデント社)最新刊8・1号〈ロングセラー『嫌われる勇気』で悩みは消えるのか?〉
という特集記事が掲載されています。
その中に、情報社会学研究者、塚越建史さんの、
「アドラー心理学を使って社会で成功を収めよう、という考えはアドラーが一番否定していたことで、『得する』『有用』というコストパフォーマンスで読むのが間違い」
という言葉が記載されています。
また、
《アドラー本を参考に、職場の問題を解決することは可能なのだろうか。》
と、問題が提起され、心理学者のサトウタツヤさんの、
「応用するには工夫が必要」
という見解が示され、実践的な対応例も記されています。
仕事や人間関係でさんざん失敗を重ねて参りましたアタクシは、書店でこの手の本を目にするたびに、
「今さらこんな本を読まずとも、嫌われるのに勇気なんて必要ないじゃないか!」
と思っておりましたが、駅の売店でふとこの『PRESIDENT』を手にして、
「『嫌われる勇気』を、ちょっとのぞいてもいいかな」
なんて気にもなったりして……
(え? やぱっりオマエも嫌われたくないんだろ!)
って、アアタ、かなりアドラー心理学に精通されていらっしゃるようで……