『好きなことだけをして自由に生きること』
は決して不可能なことではないと思いますが、
「そうは言っても、自分の好きなことが何かわからない……」
という方も少なくないのではないかとも思います。
「夢を持て」
と言われても、
「私の夢って何だろう……」
という方が少なくないのと同じではないかと思います。
ただ、問題があるとすれば、
「好きなことがない」
からといって、
「夢がない」
からといって、それで自分を責めてしまうことではないかと思います。
昔、同じ落語研究会に在籍した同級生は、卒業するときに、
「オレには何もない……」
と嘆きながら、何度か職を変えたあげく、今は某高校でとんでもない教師になっているようです。
『夢を追い求めること』や『好きなことだけをして自由に生きること』ができなくても、『嫌な思いをしないで毎日が楽しく過ごせること』ができれば、人生、問題はないように思います。
ちょうど、落語の主要人物、喜六のように気楽に……
(やっぱりオチは落語か!)