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三題噺・オリンピック開会式セレモニー メーキング

前回、伝楽亭で開催した三題噺の会と同じく、《オリンピック》がお題になり、オチを〈聖火(成果)が上がる〉にしようと思いました。

あとの《参勤交代》と《原発》をどうしようかと考えたときに、開会式のセレモニーを見る形にして、日本の歴史と未来を表現する中に、江戸時代の《参勤交代》と《原発》から自然エネルギーへの転換を盛り込むことにしました。

もうこれでだいたいの骨格が完成したわけですが、問題は、これがドラマになるかどうかという点でした。

つまり、〈聖火(成果)が上がる〉を、どういう人間が言うか、というところでした。

 

成果を上げるのは、何かの仕事に関わっている人ですが、ビジネスマン同士ではそれほどのドラマにはなりません。

そこで、自然エネルギービジネスを立ち上げた人物を設定し、その事業がうまく運んでいない状況で、恋人とオリンピックの開会式のセレモニーを観ることにしました。

これで、ちょっとしたドラマ仕立てで〈聖火(成果)が上がる〉をオチにすることができました。

 

あとは、高座でしゃべるだけでしたから、つい油断して、《参勤交代》を出すはずだった江戸時代を、うっかり飛ばしてしまいました……

 

高座を降りてから、八景さんに、

「わざと飛ばした?」

と問われましたので、

「え? あ…… ええ、そうそう、そうですそうです。わざと飛ばしてしくじったフリをして、ウケを狙ったんですよ…… ハハハ〜ン……」