オリンピックの歴史的歴史の言葉

東京オリンピックのためにもう少し残しておいてもいいんじゃないの…… と、心配したくなるぐらい、リオデジャネイロオリンピックで日本はかつてないほどのメダルを獲得しました。

まさに、日本のオリンピック史上、歴史的な快進撃だったように思いますが、たとえば、96年ぶりに錦織圭選手がテニスでメダルを獲ったときに、

「歴麁を作りましたー!」

と、アナウンサーが叫んでいましたが、これがちょいと気になりました。

 

〝歴史〟を使った言葉は、たくさんあります。

96年ぶりにメダルを獲得した錦織圭選手なら、

「日本のテニスの歴史に新たな1ページを加えた」

とか、

「日本のテニスの歴史に名を残した」

とか、

「日本のテニスの歴史を塗り替えた」

とか、言えるのではないかと思います。

一度はメダルを獲得しているテニス競技ですから、

「歴史を作った」

という表現には、いささか違和感を感じます。

 

「歴史を作る」

を使うなら、これまで日本人の誰もメダルを獲得できなかった競技、カヌーや卓球などでメダルが取れたところで使うべきかと思います。

 

でも、柔道や体操でメダルを獲得したときに、

お家芸復活」

とは言っても、

「メダル獲得! 歴史は繰り返すー!」

とは誰もおっしゃいません。

 

(え? 閉会式も終わった今頃になって、何を言うてんのや……?)

(え? いちゃもんつける前に、日本のメダリストにおめでとうを言え……?)

(え? 安倍マリオは話題にしないのか……?)

(え? まだ、パラリンピッックがあるぞ……?)

(え? このブログのオチをどうつけるのか……?)

 

ええと、困って勝手に炎上しています……