困ったときの留五郎!

昨日の拙ブログを御覧になった留五郎さんから、

「講談の発祥について落語と比較して説明責任を果たせ!」

というメールをいただきました。

 

毎年、開催されております『彦八祭り』は、上方落語の始祖と言われる米沢彦八にちなんだお祭りです。

同じ頃、江戸でも鹿野武左衛門が落語を始めたと伝わっていますが、安楽庵策伝を代表とする御伽衆を落語の始祖とする説や、それ以前に説教によって仏の教えを庶民に広めた僧侶が噺家の最初だとする考えもあるようです。

 

講談も、落語と同じ1700年頃、江戸時代になって職を失った御伽衆や浪人が『太平記』を読んで生きる糧を得たのがその始まりとされています。

最初は、太平記読みと呼ばれていたそうですが、それが講釈師、講談師となったようです。

 

僧侶でも御伽衆でも、落語を始めたのは男性ですし、同じく御伽衆や浪人といった男性が始めたのが講談です。

 

大正時代に女義太夫が流行したという話は存じておりますが、落語、講談について、最近まで女性がそれらを語ったという話を、浅学非才の私は寡聞にして存じ上げません。

 

ええ、こんなアタクシでもこんだけ教養があるんやというところが滲み出てしまいましたが、ほんまは、昨日、調子に乗って三つもブログを公開してしまっておりましたので、今日はどなしょうかいな、昨日の分を一つでも今日のために残しといたらよかったなぁ……と困っておりましたが、留五郎さんのおかげで、何とか無事に書き上げることができました。

 

ありがとうございました。

ほな、留五郎さん、明日もよろしく……