“人を笑わせ、考えさせる研究”に贈られる〈イグ・ノーベル賞〉を、立命館大学の東山教授と大阪大学の足立教授の〝股のぞきの研究〟が受賞しました。
でも、日本の学会でこの研究を発表したときには、反応はなかったそうで、逆にヨーロッパでは物凄い反響があったそうです。
日本では、
「視点を変えろ!」
なんてことがよく言われていますが、いざ、実際に視点を変える発想を見せると、
「そんな馬鹿なことをやってどうするんだ……」
と冷たくあしらわれます。
この〝股のぞき〟にしても、今、会社でやっても、
「イグ・ノーベル賞を取った〝股のぞき〟」
と、しばらくは咎められることも無視されることもなく、却って話題にはなるでしょうが、これが受賞前だったら、
「勤務中にふざけたことをするな」
と、叱責されていたところかと思います。
だから、視点を変えろ! 発想を転換せよ! という類いの書籍が、いつまでも変わりなく書店に並んでいるのではないかと思います。
いっそ、日本発の“人を笑わせ、考えさせる研究”日本版イグ・ノーベル賞を創設したほうが、視点や発想の転換には有意義ではないかと思いますが、仮にそうしたとして、落語や漫才などの“笑い”についての、真面目な考察がなされた研究が受賞するような気もします……
アタクシも一つ考えました。
アクタカワ賞を受賞された漫才師、ビ〜スまたよし氏の股のぞき二股研究、なんて面白いかと思いますが……
(え? そんなふざけたことを書くな?)
って、アアタ、これはそういうブログですから……