鬼平犯科帳ファイナル〜若村麻由美さんの魅力〜

すべての予定をキャンセルして、昨夜、『鬼平犯科帳ファイナル』を見てしまいました。

 

そして、若村麻由美さんに、惚れてしまいました。

NHKの朝の連続ドラマでお名前を覚えまして以降、それほど注目をしていたわけではありませんでしたが、『科捜研の女シリーズ』で好感をもって見るようになり、近年、いい感じかな…… てな印象を持っておりましたが、過去に怯える女を、あれほど切なく、また艶っぽく演じられては、もう弁解の余地なく惚れてしまいます。

 

鬼平犯科帳』の人気は、よんどころなく悪いこともしてしまう人間の弱さに救いの手を差し伸べるところにあります。

弱きを助け強きを挫くという、いわゆるパターン化した勧善懲悪ではないドラマであるところにその魅力がありますが、それを支えるのは、やはり俳優の善し悪しにかかっているのだということも、改めて思いました。

 

ということで、今夜も、二夜連続の『鬼平犯科帳ファイナル〜雲竜剣〜』を、すべての予定をキャンセルして、また、『検事の本懐』を差し置いて見てしまうことになるでしょう。

 

おそれく、

「ビデオに撮れよ」

とツッコミを入れられた方もおられるかと思いますが、いつかいつかと思いながら、結局、見る機会を失ったまま溜まっていくビデオよりも、そのときに、万難を排して選んで見るのが、アタクシの主義でございまして……

 

(ほんまは、ビデオの扱い方もわからん、機会オンチやないのか?)

仏教徒やからクリスマスイブやバレンタインデーとは関係ないと言い張るのとおんなじやないのか?)

 

そうそう、『鬼平犯科帳』は、やっぱりエンディングテーマがよろしおすなぁ……